今日は、大阪鉄道管理局「湖西線開業記念入場券」の画像をご覧下さい。
湖西線は、1974(昭和49)年7月20日の開業。
当時の「観光白書」(昭和49年度観光の状況に関する年次報告)に、
在来線については、日本鉄道建設公団によって実施されている新線建設が引き続き施行されたが、このうち、湖西線(山科・近江塩津間)が49年7月に開業した。
と書かれているように、山科(東海道本線)~近江塩津(北陸本線)間を結ぶ鉄道路線です。
開業当時の途中駅は18駅で、
沿線は山や湖に近く、美しい景観が次からつぎへと展開されます。
上画像は、同記念入場券より、「湖西線と琵琶湖展望」
続けて上画像は、「比良山系と湖西線」です。
2014年7月に開通40周年を迎えた際の、垣貫裕彦堅田駅長(当時)のコメント*にも、
全線高架の踏切のない鉄道で、琵琶湖と比良山のダイナミックな景色が楽しめます。
とありました。
ところで、同線は来年7月に開通50周年を迎えることになるのですが、唯一惜しまれるのは、113系電車の離脱。
開業以来、同線を走り続けていた3扉の近郊型電車で、上二つの画像では、緑にオレンジの湘南色。
今年の4月1日で、引退する**ことになったようです。
*県広報誌『滋賀プラスワン』Vol.150(平成26年7・8月号)
**twitter「JR西日本ニュース(公式)」(2023年4月1日)