緊急事態宣言発令後、不要不急の外出自粛を続けているため、そろそろネタも尽きてきました。
そこで、今日は、ボツになっていた、関西本線加太駅の画像をご覧いただこうかと思います。
なぜ、ボツだったかというと、ご覧の通り、駅舎が改修工事中だったから。
工期は来年の3月10日までで、亀山市産業振興課が担当し、同市都市整備課が監督。
『産経新聞』2019年7月28日付によれば、
亀山市は、JR関西本線加太(かぶと)駅の駅舎の無償譲渡を受け、「鉄道遺産」として整備すると発表した。
ということなので、JR西日本から無償譲渡を受けた亀山市が、改修工事に着工し、
市は駅舎内に鉄道関連資料などを展示し、地域の魅力を発信する拠点にする方針だ。
来年3月10日の完成後は、観光資源としての活用も考えているようです。
なお、同紙によれば、駅舎は1936年の建築で、約102平方メートル。
駅の裏山は未整備ながら鹿伏兎城址であり、また、南に歩けば、錫杖ヶ岳の登山口。
「撮り鉄」の方なら、煉瓦積と石積の橋脚が2本、
長さ59.7mという屋渕川橋梁や、
長さ35.4mの板屋川橋梁。
旧大和街道を跨ぐ、長さ15.1mの架道橋など、「鉄道遺産」を巡られるのも、良いかもしれません。