6月の初めのことになりますが、静岡県浜松市の尉ヶ峰(じょうがみね)に行ってきました。

 

 

 

   上図は、1995年要部修正の二十万分の1地勢図「豊橋」。

 

 山名は記されていないのですが、「引佐郡」の「佐」の字の上の424mのピークが尉ヶ峰。

 東名高速が、浜名湖SAに向かって、浜名湖橋を渡る際、背後に見えている、穏やかな山容の山です。

 

 

 さて、天竜浜名湖鉄道に乗って、浜名湖佐久米駅で下車しました(上画像)。

 

 地元で言う「天浜線」は、多くの駅舎が賃貸利用されているのですが、ここの場合は喫茶店「かとれあ」。

 モーニングを食べている間に、別方向からの列車で来た仲間も到着し、出発です。

 

 浜名湖佐久米駅は、奥浜名自然歩道佐久米コースの起点ということで、案内板があり、それにしたがって、駅前の国道362号線を東にしばらく進むと、左手に登山道の看板が出てきました。

 

 

 佐久米駅からここまで400m、引佐峠まで2.6kmです。

 

 ここを左折し、近鉄浜名湖寮の右(東)横を抜けていきます。

 

 こんなところになぜ近鉄がと不思議な感じがしないでもありませんが、1km程の距離にある、「浜名湖サービスエリア」は上り下りとも、近鉄の流通事業会社「近鉄リテーリング」の経営ですから、その関係の社員寮かもしれません。

 

 ミカン畑の間を登り、林間に入ってしばらくすると、右手に「佐久米コース入り口」との道標が見えてきました。

 

 

 ここから山道に入り、一時間ほどで到着したのが、引佐峠。

 

 

 旧東海道の脇往還「姫街道」の峠道で、気賀に向かって下ったところには石畳も残っていました。