合格クラッカーコンカツ部屋 『ピタットハート恋の矢 へようこそ!

コンカツ中の今野克夫(コンノ・カツオ)です。


2010年 6月


カツオは大都会の中を走り続けていた。

流れる汗もそのままに・・・


電車に乗り込むとドット汗がしたたり落ちた。


混んでいて窮屈な中、カツオは腕時計と携帯の時刻

を交互に繰り返し見ていた。時計

まずいなぁ、うまくいってもギリギリだ。


礼儀としてメールの1本くらいは入れておくかな。

Mさんへメールを打とうとしたとき、

そのモバイルが動きを見せた。

携帯ビビビッ!

見ると、Mさんからのメールの着信だ。

「ごめんなさい。少し遅れそうです。

またメールしますね」

何事も最後まで諦めないこと。

よく聞く台詞だが、まさにこのことだ。


よしよし、俺と波長が合うじゃないか、

急いで安心させてあげなくちゃ!携帯

返信メールに

「ゆっくり来てください。気をつけて。

こちらも仕事でバタバタしたのでまだ

向かっている途中です」と書き込み、

送信した。


ほっとした瞬間、またドット汗が流れた。

電車の中は朝の通勤ラッシュに負けないくらい

満員であった。

(ドットコムか!)

汗をぬぐうが、あまり効果はなかった。

BURBERRYのハンカチはすでにずぶ濡れと

なってしまった。


待ち合わせのビルの化粧室にたどり着いたときは、

最終ラウンドに立つボクサーのように髪は濡れて

グシャグシャであった。

(ひどいな、こりゃ)

ブラシだけ入れたが、あきらめた。


そこへMさんから電話が入った。


「エントランスにつきました。今野さん、どのへんに

いらっしゃいます?」

「すみません。奥のロビーにいるのですが・・・

あ、見えました!そこにいてください」

「わかりました」


「いま、会いにゆきます!」


TO BE CONTINUED

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