空き家バスター藤森です!(いきなり)


私が拠点を構える香取市。

私が父の跡を継いで1年数ヶ月経った2019年のとある日、地元のお世話になっている同業者さんから

「香取市の空き家対策に1人で協力してるんだけど一緒にやらない?」から、この取り組みが日経新聞に掲載されるまでの、不動産屋と市役所の歩みを記していきたいと思います。


2019年初頭、どうやら香取市は空き家バンクという制度をやっているらしいのですが、物件数も少なく、空き家対策にもなっておらず、上手く機能していないとのこと。


原因を追求してみると

・空き家バンクの目的が、空き家対策ではなく香取市への移住定住を促すものだった。

・市役所に空き家の相談が来た場合、空き家バンクに登録が必須で移住定住以外の目的には利用できない

・空き家問題を直視しておらず、のほほんと、「空き家に移住しませんか?」としかアプローチしていなかった

・その癖、管理不全と見なした空き家は容赦なくぶっ壊して所有者に解体費用を請求する


そもそも千葉県の辺境で交通の便も悪い香取市に移住するメリットがそんなにないのに、誰がこの制度利用するの?

そもそも空き家対策をしっかりやったほうがいいのでは?


との疑問が一気に湧いてきました。


次回に続きます。