こんにちは
本日担当 石井 です。
先日 仲良くさせて頂いている大家さんが
足を骨折されて、病院に行かれていたのですが
いつもは車でどこでも行ってしまうのに
膝を折ってしまったので 車の運転も出来ず
タクシーで通っていたときの事。
今年は本当に良い事が無かった事を
運転手さんに話しながら、到着したそうです。
お付で一緒に行っていた 大家さんの会社の人が
お金を払って領収書を貰い、遅れて受付にやってきましたが
タクシーの中に忘れ物をしたらしく、
慌てて その領収書の先に電話をしに、いなくなってしまいました。
取り残された大家さんは 一人寂しく長いすに座っていたら
声を掛けられよく見てみると…
『さっきタクシーに乗って下さったお客様ですよね?』
『ハイハイ そうです。』
その運転手さん、 忘れ物を届けてくれただけでなく
小さな花束を持って
『今年は良い事が無かった と仰っていたので』
と その花束をくれたそうです。
名前を聞こうと思ったそうですが、この足では
追いかけることも出来ず、諦めた所へお付の人が…
遅い
仕方が無いので タクシー会社に住所を聞き
気を使わせてはいけないと 自分の住所は書かずに
お礼状と品物を 『渡して下さい』 と送ったそうです。
そのタクシー会社は葛飾区の方で
大家さんは品川区で なぜこんな方にいたんだろうね
と その心温まる出会いを振り返っていたそうです。
そして 年明け…
美容院に行き 再びタクシーをひろい
帰宅の途中。
『もしや N様(大家さんの名前) ではないですか?』
後ろの座席で ギプスの足を上げていた大家さんは
全く 運転手さんの顔は見えなかったので
ビックリしたそうです。
なぜ 名前を知っているのか
な な なんと
あの時の 花束をくれた 葛飾の運転手さんだったのです。
贈り物をされてから お礼を言えず 又会えたらいいな…
と思っていたそうです。
この偶然に 私もビックリ
つい ブログネタにしちゃいました
By Ishii