
◎ 最上階の7階中央のバルコニー横が親父の病室です。
月曜日からは仕事もあり、そうそう淡路のマンションには
行けません。仕事終わりで阪急電車に乗って淡路への日々が
始まりました。
尿器での練習と、就寝時の「アモバン」の調整が課題です。
もちろん睡眠剤を飲まなければいいのですが、眠れなくなります。
24時間は耐えられても、痩せ衰えた末期癌の親父では、
それ以上睡眠を取らないで居ることは、返って体に悪影響です。
一日飛ばして服用。効き過ぎたときは半分に割って飲ませました。
しかし、日々親父の体は衰弱していくばかりでした。
そして、10日の水曜日。親父が馬鹿息子と娘のチーコに
話があるからと呼び出しました。 人気ブログランキングへ
「何? 改まって。どうしたん」そんな我々に親父は、こう言いました。
「ワシはもう永くない。後は仲良く二人で力を合わせて頑張れ!!」
子供二人は、声を合わせて言いました。
「何気弱なこと言うてんねん。これからやろ! まだまだ頑張れるて」
親父は、分かってる。でもなぁ、自分の身体は、自分が一番わかる。
もう永くはないんや・・・。そういって、笑っていました。
そして、それを証明するかのような恐怖の日が近づいていたのです。
11月11日。縁起の良いはずの1並びの日の朝。
親父からの電話が携帯にかかってきました。
「あかん。もう限界や・・・」
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