【前日(12日)の振り返り】
日経平均は324円高、AI・半導体主導で3日ぶり反発
12日の東京株式市場で日経平均株価は前日比324円高の6万2742円と3日ぶりに反発した。
前日の米国市場では、ハイテク株が買われナスダック総合指数が最高値を更新。半導体株の強さが東京市場にも波及し、寄り付きから買いが先行した。
日経平均は前場に一時6万3218円まで上昇。特に指数寄与度の大きい ソフトバンクグループ が大幅高となり、指数を大きく押し上げた。
また、好決算を発表した
- イビデン
- フジクラ
- 古河電気工業
などAI・半導体関連株への物色が続いた。
特に古河電気工業は取引時間中の決算発表を受けてストップ高まで買われ、投資家心理を支えた。
一方で、買い一巡後は利益確定売りが優勢となり、一時マイナス圏に沈む場面もあった。値がさ株の影響が大きく、指数は方向感に欠ける展開となった。
値下がり寄与では
- ファーストリテイリング
- アドバンテスト
などが重石となった。
結果的に、ソフトバンクGとフジクラの2銘柄だけで日経平均を350円超押し上げる構図となり、指数は「値がさ株主導」の色彩が強い1日だった。
【本日(13日)の見通し】
半導体株安が重荷も、下値では押し目買い意識
13日の東京市場はやや上値の重い展開が想定される。
米国市場では4月CPIが市場予想を上回り、インフレ再加速への警戒感が浮上。半導体株に利益確定売りが広がり、ナスダックは反落、SOX指数は3%超下落した。
加えて、中東情勢の緊張が高まり、WTI原油先物は100ドル台へ上昇。リスク回避ムードが意識されている。
シカゴ日経平均先物は62500円台まで下落しており、東京市場は売り先行で始まる公算が大きい。
特に決算発表を控える ソフトバンクグループ の値動きが焦点となる。同社は指数寄与度が極めて大きく、株価の方向性次第で日経平均の振れ幅が拡大する可能性がある。
米国では半導体株が調整していることから、
- 東京エレクトロン
- アドバンテスト
など主力ハイテク株には短期的な売り圧力がかかりやすい。
もっとも、日経平均はボリンジャーバンド+1σ付近まで調整しており、テクニカル面では押し目買いが入りやすい水準。急落局面では買い戻しも想定される。
想定レンジは
6万1800円~6万3000円
本日は
「ソフトバンクGの値動き」と
「半導体株の戻り力」
この2点が相場のカギを握りそうだ。