5月13日の米国市場は、指数ごとに明暗が分かれる展開となりました。
インフレ関連指標が市場予想を上回ったことで金利上昇圧力が強まり、景気敏感株中心のNYダウは下落。一時は300ドル超安まで売られる場面もありました。
一方で、ハイテク・半導体株には強い資金流入が続きました。
■ インフレ再燃への警戒
- 4月米PPI(卸売物価指数):前月比+1.4%(市場予想+0.5%程度)
- 前日発表のCPIも予想を上回る結果
これを受けて「利下げ後ずれ観測」が強まり、ダウは軟調推移。
ただし終盤には買い戻しが入り、下げ幅を縮小しました。
■ 半導体・AI関連が市場を牽引
S&P500とナスダックは上昇し、最高値を更新。
特に半導体株が強く、
- NVIDIA
- Amazon
などが上昇。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は+2.5%超と力強い動きでした。
「インフレ懸念があってもAIテーマは買われる」
そんな地合いが鮮明になっています。
【今日の東京市場見通し】半導体主導でロング優勢か
米国市場の流れを受け、日経225先物はナイトセッションで上昇。
- 大阪ナイト:63,490円(+180)
- シカゴ先物:63,420円(+110)
本日は買い先行スタートの公算が大きいと見られます。
■ 半導体株の買い戻しに注目
米SOX指数の上昇を受け、日本市場でも
- アドバンテスト
- 東京エレクトロン
などの主力銘柄に資金が向かいやすい状況。
さらに、
- ソフトバンクグループ
はADRで約3%上昇しており、指数押し上げ要因として意識されます。
■ 想定レンジと注意点
想定レンジ:63,000円~64,500円
・米中首脳会談の行方
・中東情勢
・インフレ指標の余波
これらのヘッドライン次第では値動きが荒くなる可能性も。
■ 本日のポイントまとめ
✔ 半導体・AI主導の上昇期待
✔ 押し目買い優勢の地合い
✔ 63,000円付近はサポート意識
✔ 会談関連ニュースには警戒
短期的にはロング優勢。ただし材料次第で急変もあり得るため、ポジション管理は慎重に。