インテルの日本代表DF長友佑都(24)が、現時点で日本人最高年俸となる200万ユーロ(約2億3400万円、金額はいずれも推定)で、異例の5年契約を結んだことが1日、明らかになった。この日、チェゼーナからの完全移籍手続きが完了した10億円超の男は、都内で本格的な自主トレを開始。名実ともに日本最高選手となった長友は、世界一のサイドバックへ上り詰める。

至宝は絶対に手放さない。インテルが用意したVIP級の条件は、長友に対する評価がにじみ出ていた。この日までに長友はレンタル元であるチェゼーナからの完全移籍の手続きを完了させ、世界屈指の名門との契約書にサインをした。

まずは契約期間。11~12年シーズンから15~16年シーズン終了まで新たに5年契約を結び直した。異例の長期契約は、ジャンピエロ・ガスペリーニ新監督の体制下でも揺るがぬ信頼の証しだ。

何よりも条件面が高まった。移籍当初はレンタル元とのバランスの関係で70万ユーロ(約8000万円)と“お試し価格”だったが、関係者によると基本給が200万ユーロ(約2億3400万円)にまでアップ。この年俸がベースとなり5年間で段階的に高まる条件となっており、年俸総額10億円を突破。現在、日本サッカー界で最高給選手はシャルケ04DF内田篤人の180万ユーロ(約2億1000万円)だったが、長友が追い抜き、頂点に上り詰めた。

これまでの日本人選手最高給は、サッカーバブル全盛期の2001年夏にASローマからパルマに移籍した元日本代表MF中田英寿の250万ユーロ(当時のレートで約3億3000万円)。インテルはチーム力維持のために主力の契約を常に4~5年残す方針で、長友が今年同様の活躍となれば来季契約内容を再び見直し、年俸アップで再延長の可能性は高い。

“中田超え”も、もはや時間の問題の長友は、6月30日の夜、帰省先の愛媛から都内に入った。この日、都内のジムで自主トレを本格開始。常勝軍団のセリエA王座奪還のため、体幹を中心に鍛えた10億円超の男が、今季もサッカー界の主役となる。

(スポーツ報知)


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