ただでさえ電力不足が懸念されているこの夏だが、気象庁が4月25日、3ヵ月予報を発表したところ、なんと今夏の気温は高めになる見込みだという。記録的猛暑となった昨年に続いて、思わず気が滅入りそうだが、非情な天を恨んでみても仕方ない。ここはひとつ、頭を使って猛暑の夏をやり過ごすしかないだろう。
そんな今、首都圏では早くも夏物商戦が本格化しているという。エアコンの利用を控え、出費を抑えて賢く過ごす――。そんな消費者の姿が浮き彫りになってくる。
そして、今という時代を映し出すように、その消費を特徴づけるものとして、「扇風機」や「土鍋」「魔法瓶」といったレトロな“昭和的グッズ”が注目されているというのだ。
特にこの夏は、エアコンの代替需要が高まることは必至で、涼感効果のある下着や寝具、ポロシャツやTシャツなどのクールビズアイテム、保冷シートやスプレーなどにも関心が集まるだろう。さらには、すだれやうちわ、蚊取り線香など、懐かしい昭和的グッズも注目されるに違いない。
先の震災は、この国に多くの悲しみや苦しみをもたらした。それと同時に、日本人のメンタリティも大きく変わり、日本中が、いや世界中が劇的に変革する転換点になったことは言うまでもない。
(ダイヤモンド・オンライン)
「扇風機」に「土鍋」に「魔法瓶」。
確かに省エネです。考え直します