はんでめためたごっちょでごいす!
「転落」を「殺人」に変えたらサスペンスドラマのタイトルみたいな感じですが、この事件に出くわしました↓
ちょこっとしか書かれていないのでアンタッチャブルなネタのかな…?
出発前の朝4時40分頃にちょうど小屋から出てきたスタッフさんに聞いた内容は
・落ちた人は生きていた
・露天風呂からすぐ下の辺りで発見
・腕を骨折したらしい
・小屋主SさんとスタッフDさんが付き添ってビバーク中
・6時にヘリが来る
ということでした。
Sさんから5時起床でいいと言われたけど心配で早めに起きたとそのスタッフさんは言ってました
SさんDさんの呼びかけに応じて見つかったということは就寝前に聞いていたのですが、ビバークしているとは知らず驚きました。
この日の露天風呂のタイムスケジュール
露天風呂を楽しんでいたのは7人くらいだったかな~
露天風呂への道にも露天風呂にも灯りは無いので真っ暗です。ランタンのような灯りを持ってきた人がいたので少しは灯りがあったのですが入っている人達の顔は見えません
綺麗な星空でした。
安物スマホのマニュアル撮影を駆使して露天風呂と星空の様子を撮りたかったのですが無理でした
一番先に風呂から上り、服を着ていたとき
落ちた!!
というような声が!
冗談だと思ったのですが露天風呂は騒然、大騒ぎです!
ヘッドライトを照らしても姿は見えないし呼び掛けても応答は聞こえません!
ホントに落ちたの??と聞いてしまいました。
各々の脱いである服を確認し1つ余ったので落ちたのは間違いないということに。
小屋へ電話し、落ちたこと、姿が見えなないこと、呼びかけても応答が無いことを伝え、来てもらうことに。
大騒ぎなのに1人だけのうのうと風呂に浸かっているオジサンが居たのにも驚きましたが(笑)
このオジサン、小屋主のSさんが到着してようやく風呂から上がりました。なんちゅう神経の持ち主ずらか?(大笑)
Sさんは無線で
・警察へ連絡
・露天風呂への道を通行止め
・宿帳確認(服に身元が分かるものがあった)
を小屋に指示しました
手伝うことがあればと申し出ましたが小屋に戻ってくださいとのことで皆で引き揚げました。
転落場所から直接下りるのは危険とのことでSさんたちはトンネル前から露天風呂の下に向かいました。落ちたところは急峻だし、落石させたら要救助者に当たる恐れもあるからだと思います
1つ間違えば自分だったかも…
独りで入っていた時だったら…
そう思うとゾッとします。
落ちた方が生きていたから冗談半分で書きますが、誰にも気付かれずフリチンで死んでたなんて自分の姿を想像すると笑い話にもなりません。
阿曽原温泉小屋は今期の営業を終了しましたので来年以降に訪れる方は注意してほしい、そんな思いで書いてみました
では。