劇団「柿喰う客」の本公演。いやーすごかった!久しぶりに毒っ気まみれの舞台を観たわー。

繰り出される怒涛の早台詞、リフレインの嵐、激しいダンス、○○を封印された玉置玲央さんのキレキレの肉体筋肉

シンプルな舞台装置、美しい照明、
いや圧巻よね!

この凄まじいパワーと毒気がクセになるのですよだれよだれ(めっちゃ色んな役者さん舞台関係者が観にきてました)

どーゆー話かというと、うーん説明は難しい汗うさぎ

元営業部のエースの男(中屋敷さんが役者もやる)が痴漢冤罪の停職処分あけで会社に戻ってきた。
幹部候補生の後輩は「よく戻ってこれましたね」とイヤミの応酬、総務部長は女子社員たちをまきこみ労働争議の真っ最中。

配属先は名ばかりの経営戦略室。中途採用の男が1人ポツーンと(玉置玲央さん)
とりあえず「なにもせずに、ここにいろ」と。
社長にも合わせてもらえない。

…で、だんだん、あーこの会社かなりヤバいブラック企業なんだなと分かります。

組織、搾取、隷属、労災、闘争、コンプラ、セクハラ、蟹工船etc

印象的だったのは、賢い奴隷たちを乗せた船とおろかな奴隷たちを乗せた船、
賢い奴隷を乗せた船は反乱が起きて沈没、おろかな奴隷を乗せた船が無事につく、
って話。

因みに
「肌が黒い、って今は言っちゃダメなんですひらめき
「じゃあ、肌はピンクってことで』
「オッケーOK
みたいなノリに笑えるタイプじゃないと楽しめないと思います。

(総務にこんなに女子いるなら大企業だね)


途中まで割とプロレタリアっぽいのかしら?って思って観ていたんですが、、

まあ、それだけじゃないよね。
後半中屋敷さんの性癖が炸裂していましたわ。

わたし週末、つかこうへいの初級革命講座飛龍伝を観に行く予定なんですけど、
あれは革命に挫折した者の話なんですが、
あれ…とおそらく同じ素材で、こーゆー発想になるのかと驚き驚き

わあ、やっぱり中屋敷さんの脚本てアタ◯おかしーっ(褒めてます飛び出すハート
私の好きな演出家の中でぶっちぎりで○○○○ですね。(褒めてます飛び出すハート

そこが好きなの…困ったことに汗うさぎ汗うさぎ
いいのよ、本来演劇ってそーゆーものだと思っているからおいで
(そして案外同好の士が多いから本多劇場埋まってんねん凝視

主演は玉置玲央さんなんですが、驚いたことに今回○○なしです驚き驚き驚き肉体表現がすーーーーーーっごいです。ダンサーとは違う、ありえへん方向に体が曲がったり飛んだりする。身体表現キラキラキスマーク

しかしこれ、大河ドラマの「光る君へ」を見て「道兼さまステキ!」ってなって、舞台を観に来た方がいたら(・Д・)(・Д・)(・Д・)

てなりませんかね?いやー柿喰う客ってすごいなあ、攻めてるね拍手拍手拍手拍手

あっという間の1時間50分!
最後の殺し文句、わたしはわかんなかったわー無気力
あの最後赤繋ぎダンスが好きだった。

終演後、物販に玉置玲央さん出ていらしてましたニコニコニコニコ(毎公演かは分かりません)
真近で見てもかっこいいし、声がステキですよだれ

あと
タンメン、タンタンメン、ダンダンメン、ワンタンメンが何回出てきたのかが気になります。

今週は下北沢で楽しい演目をいっぱいやってます。私と同じ、柿→初級もいっぱいお見かけしますニコニコ



幸せなラインナップ飛び出すハート泣き笑い


『光る君へ』からお花もきていました!


ちょぴっと動画!

劇中お写真は公式さんから!

追記

6/11からアーカイブ配信あり!詳しくは公式さんでご確認ください。