冒頭、セットや楽曲、演出、いつもの帝劇とちょっと雰囲気違う。新感覚っていうのかな。なかなか面白かったです。
まだ始まったばかりなのでなるべくネタバレなしで感想をつらつらと書きます
⭐︎有澤くんのジョジョ、よかったです!まず歌がいいです。JBを経ていい感じ。声量もあるし危なげなとこもない
ジョジョの正義感強いまっすぐさ、弱々男子なところ、ぴったり後半著しく成長していくのもいい。動きがイイのもさすが
原作モノとはいえ帝劇主役は大抜擢だったけど、有澤くんの良さを生かした役だったんじゃないかしら⭐︎ディオの宮野真守さんもよかったです。漫画原作ってのもあり、声優さんだしミュージカルのキャリアもあるしよく見せ方を心得ている。割と人間臭いディオです。(父ちゃん出すぎじゃね?)
原作からしてディオの方が華やかなんですよねー楽曲も彼の方が派手でカッコイイ(笑)
「ジョ〜ジョ〜♡」←ハートがついてるように聞こえる
の言い方がめちゃイライラする(褒めてます)
対する有澤ジョジョのあの曇りない真っすぐさも、めちゃイライラする(褒めてます)
って、私が当時少年ジャンプでジョジョ読んでで思った感情を思い出しました
つまりそれだけ原作に近いってことだと思うのよね。
⭐︎ミュージカルとしてはちょっと物足りない感もあるんですが(イザボーの後だしな)、ジョジョの世界観はとても上手く表現できていたと思います
実際、公演終了後、ジョジョファンらしき若者くん、若者ちゃんたちがキャッキャしながら解説しつつ帰っていくのがうれしかったです。(ゆえに初日に幕が上がらなかったって罪深いと思うのよね)
ジョジョファンて意外にも若い子多いです。999や北斗の拳とは違った!(この辺同世代のおっちゃんばかりだった)ので舞台構成や楽曲も古めかしくなくて正解だと思いました。
⭐︎そう、楽曲かっこよかったです。私ドーヴ・アチアさんの曲ってたまに昭和歌謡みたいなのがあってアレが苦手ちゅーか。
今回若いアーティストの蔡忠浩さんがゴリゴリにアレンジしてくれちゃっててかっこよかった演奏もbonobosのメンバーがやっているそうです。(リア友情報)
ただかっちょいい分ミュージカルとして印象に残らない…かも。ディオのソロで1つイカした曲があって、
「イザボー様に緑のガウン着て歌っていただきたいわー」って思ったです。あーゆーのもう2.3曲欲しい。オーソドックスなソロナンバーはいっそカットしたい気も。
他にもあのソロとかラップとか、あのセットとか、あのエピとか短縮したい気もしたけれど(たっぷり3時間半で長かった)、ファンにとってそこは外せないのかも?とか思う。原作モノの難しいところ。
⭐︎セットはねええええ。おおってのもあるし、デジャブ?もあるし、そーれーは機材トラブルの多いやつー、とか正直いらなくない?てのも色々。
波紋の表現が意外とアナログでユニークだった。好き。私は結局、ジョジョとディオ、ジョジョとツェペリ(東山さん)がやり合ったりのシーンが好きなのでアナログでええやんけ、とも思う。(その分を制作進行費に回したらいかがかしら?)
⭐︎『原作orアニメを予習していくべきか?』
ストーリーは難しくないのでいらないかも。しかし戦闘シーンがどーなってあーなって、みたいなのは予習していった方が楽しめると思う(と、帰りファンのアツい解説を聞いていて思いました。後方席だと細かいこと分かりません)
⭐︎うちはアマプラで息子たちが2部〜6部を繰り返し流してばかりいるのでそっちはめちゃくちゃ詳しくなったのですが、1部のファントムブラッドだけあまり見てないのです(家庭内で不人気)
もしシリーズが続くのであれば第2部の孫ジョセフは陽気なアメリカ〜ンなのでspiくんがやらないかな?って思って帰ってきました。念願の帝劇喫茶室でお茶をしました。うふふ。ちょっと贅沢な気分になれていいですね。
カテコは有澤くんは真面目っ、
マモちゃんが『こんな役やってるけど人間すっきでーす!』と陽気でおしゃべりでした