この三連休は観劇予定もなく、のんびりのつもりだったのですが、バタバタと変更があって結局エンタメ三昧になりそーです指差し


さて、本日はこちらへ!


ちょうど瀬戸内寂聴の『美は乱調にあり』を読んでたときに、NHKのBSで伊藤野枝のドラマやってたと見かけて、やーん見たかったなー、と思っていたんですが、


評判よかったよーで、すぐ劇場版の公開が決まったのでラッキーでした飛び出すハート飛び出すハート


大正時代、女性の権利を主張した伊藤野枝の物語。(原作は村山由佳さんの小説。今度これも読んでみよ)


貧しい生まれで学問をやりたくても嫁に行くのが当然、と言われ反発していたノエ。平塚らいちょうの『原始、女性は太陽であった』という言葉に感銘を受け、家を飛び出し、『青鞜社』に参加。社会を変えようとしていく。


私は女流作家が好きなんですが、伊藤野枝ってちょーーーっとつかみにくいタイプなんですよね凝視


それを吉高由里子さんが演じることによって、ようやく具現化できた感じがしましたニコニコニコニコ

(個人的には紫式部より伊藤野枝の方がイメージ合う。『光る君へ』も楽しく見てるよ)


伊藤野枝って特に美人でもインテリでもなく、もっさりとした田舎娘なのだけど、裸一貫で体当たりとゆーか。訳の分からない生命エネルギーが溢れまくっているキラキラキラキラ


こーゆータイプには敵わないよなぁ。で、男性にモテるんだよね指差し


最初のダンナ、ダダイストの辻潤は稲垣吾郎さん。ちょっとイメージ違ったけどよかったよ!


『俺を踏み台にしていけばいい』て物分かりよさそなこと言って、ほんとに踏み台にされる気の毒なダンナ凝視


その後のダンナつーか同士のアナーキスト大杉栄は永山瑛太くん。これまたカッコよかくてねえ飛び出すハート近寄りたくないぜ。


平塚らいちょう役の松下奈緒さんもインテリで美人でお嬢様で素敵だったし、個人的には神近市子役の美波さんがめちゃくちゃイメージぴったりで驚いた驚き驚き


伊藤野枝みたいに自分を貫けるオンナってすごいと思う。んだがしかし…(平塚、神近は戦後まで生き残ってる…オンナの人生ってのはよぅ…)


ラストは知ってるから怖くてね…

甘粕さんはちょっと私はイメージ違ったけど、エグくてよかったです拍手拍手


最初から最後までめっちゃ面白かったです!NHKさんが本気出すと、たまに素晴らしいドラマができますよね拍手拍手拍手


舞台ファンとしては、東京マハロの矢島さんが脚本書いてらっしゃるのと、玉置玲央さんがイイ役で出てらして、きっちり締めてくれているのが嬉しい目がハート目がハート目がハート


あと、『ラグタイム』で土井ケイトさんが演じてた女性アナーキスト、エマ•ゴールドマン、って名前も出てきて、キャーキャーしちゃいましたよだれ


この土日の動員でその後が決まるようなので、興味がありましたらぜひニコニコ


パンフも可愛いよ!


お写真こちらから。

https://x.com/7_gei/status/1755827876644241496?s=46&t=MxQIssYaOvI-YHxaACtmeA


公式さん。

https://www.kazearashi.jp