大好きな演目、2019年ぶりに行ってきました!いやー今回もすごかった
『クロードと一緒に』はZu主催のプロデューサーが惚れ込んで日本に持ってきて、2014年から何度も上演されている人気演目です。
主演の男娼役はとてつもなくセリフ量が多く、熱量が激しく、確かな演技力と色気が必要。松田凌くんがとにかくハマり役で、色んな若手がやっても結局彼に戻ってきてる感じ。
他にいないんだよねー
山ほど言いたいことあるんですけれどー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾…ネタバレになっちゃうからなぁ。うむぐぐぐ。
演出が小山ゆうなさんに代わったので、演出も少し変わっていまして、ほんとちょっとしたことなんだけど、かなり印象が違った
これ4人芝居なんですが、2019年版は4人→2人→1人となっていったので、特に後半は男娼の一人芝居の印象だったんですよね。
が、今回違います!!ってことだけ言っておきます。
いや、よかったよ。前の演出だと推しの井澤くんのやる速記者の役は最初の10分くらいでご退場したイメージあったから
思いのほか沢山出てらして、しかもさーー…
刑事役の神尾さんとの絡みがなかなかよくてねこの2人、背格好とか顔の雰囲気とか似てて、まるで親子のようにシンクロしてて、
(パンフちら見せ)
私の目には絵画のように美しく大変よかったです!(最前ドセンだったのこの演出だと視覚的に特等席だと思う)
(トレーラー映像)
お話は、1967年のモントリオール。1人の男娼がオトコを殺した、と自首してくる。しかし取り調べを始めても、話は全く噛み合わない。
イラつく刑事。
部屋の外にはとくダネを嗅ぎつけたマスコミ。
男娼の相手はエリート大学生。刑事は、はなから男娼をカス!と決めつけている。金か薬か、痴情のもつれで殺したと思ってるんですよねー。
果たして真実とは…?
ネタバレはしないじぇー。
なのでキャストの話を。
男娼役はこれで4回目の松田凌くん。相変わらず凄かったです熱量とかセリフ量も半端なく!
(クイズ。この“青”は何のイメージなのでしょうか?)
ワタシ彼を好きなので昔からよく観てますけど、全く“松田凌”がいない!観たことない彼がそこにいました!
2019年版は金髪で、ちょっと頭のゆるそうな淫らな感じもある少年男娼だったけど、今回は違う。もっとどこにでもいそうで、でも絶対いない男。
クロードが入れ込むのも当然の素晴らしく美しいボディと何とも言えない色気があります。
松田凌くんはモントリオールへ行き、原作者にも会って色々聞けたんだそうです。だから今回しっかり腹落ちしてやってんだろうなー?ってのがヒシヒシ感じられました。
ゆえに2023年版は割と分かりやすいと思います。
パンフにもその辺書かれているので、私は前回の謎が色々解けた!と思ったです
(でも脳内ぐちゃぐちゃで曖昧なままのも好きなんだよねーワタシは)
彼はもうコレがラストかも、と言ってたよーですが、まだまだやって欲しい。。。だって他におらんのだよーやって欲しい若い子が
(唯一おすとしたら糸川耀士郎君かなぁ。表現力と色気が必要なんだよね)
刑事役の神尾佑さん!
かーーーっこいいんだわよーーーお芝居も素敵だし。大人のオトコの色気がすごい2019年の強面だった石橋祐さん刑事と比べて、どこか愛嬌があるとゆーか人情味があって素敵でした
石橋刑事とは永遠に分かり合えないだろう、だからラストが独白になり、神尾刑事とはどこか心許すところもあってあーなったのか?って思ったり。
速記者役の井澤勇貴くん。
この人、お芝居うまかってんなーって、今さら笑笑 改めてしみじみ思いました
ちゃんとキラキラ抑えて、でも存在感強く。2人でタバコ吹かしてるシーンがめちゃ好きだった速記者の名前ギィってゆーんだー知らんかったぞ。やたら神尾刑事はギィ、ギィ、と名前を呼ぶ。
『名前』。それも、前回と違うところ。
きっと井澤くんは年取ったら神尾さんみたいな雰囲気になるんだろうな、と思いましたで、いつか刑事役やってねーー。
パンフ読むと、小山さんは『チェーザレ』の幻の初演での松田凌くんと井澤勇貴くんを高くかってくれてたのがよく分かりました。
(なんであの4人をおさえられなかったんでしょーねーーもう2度とないよ)
警護官は変わらず鈴木ハルニさん。
めーちゃーくーちゃ安定感と安心感。この方がいると、これこれ、と思う。存在感強いです。
さて。
ワタシ2019も思ったけど、2023もやっぱりクロード(男娼が殺したとゆー恋人)の顔が浮かばない。どーゆーやつやねん?!
が、今回何となく、身体だけは朧げに見えたような気がする。あの男娼のしなやか身体にどうやって触れて、抱いて、抱きしめていたのか…最前列の特権かなーー??
松田凌くんのボディがよく見えたからさ。肌の質感まで…そこからクロードのカラダが立ち昇ってくるようだった…
因みにラブシーンと言っても、相手のクロードはいないので松田凌くんの1人芝居になります。そこがスリルミーと違うとこ。だから逆に生々しいのだ
前回はアベサダを思い、男性的で容赦なく激しく、抽象的だった
今回はL◯◯◯ ◯◯◯◯◯◯
ってことで、分かりやすいし、女性的だったかな。
どっちも好きだった
やっぱり脳内が痺れますっ!!
横浜の赤レンガ倉庫は、モントリオールの港町のイメージにぴったり。聞こえる汽笛は本物なのか音響なのか…
観劇前後の雰囲気も楽しい
チケットは京都あわせて完売だそうです。
よかったら配信をどうぞ!
【#松田凌】
— キャストコーポレーション/オフィス・メイ official (@castmaymg) 2023年7月1日
「Being at home with Claude~ #クロードと一緒に ~」本日初日です🎉
【横浜公演】
7/1(土)~9(日)
横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
【京都公演】
7/20(木)~23(日)
京都文化博物館 別館ホール
7/23(日)18時からは配信も🔊https://t.co/wfBtpOlWQz pic.twitter.com/d6tU2xDJQ7
お写真は公式さんと井澤くんのTwitterより
『クロードと一緒に』本日も御来場ありがとうございます。
— 井澤勇貴 (@YuukiIzawa) 2023年7月5日
明日は2公演です。皆様しっかりご飯食べてしっかり寝て劇場にいらしてくださいね
秋人君来てくれてありがとう🫡#クロードと一緒に pic.twitter.com/fLUgxwMmFy
色んな役者さんが観にきています。腕に自信のある人はやってみたい演目なんだそうです。宮崎秋人くんはお芝居上手いんだけど、男娼役でみなくてもな、と思っちゃう人選が難しい。