クラウディアが流れたので、他行くべ、で伊達政宗と迷いまくったのですが、夏はなんとなくヒンヤリする舞台を観たかったので(怪談ではない)こっち選びました。


極めて演劇的で、私は好きでしたーニコニコ


すみだパークシアター倉ってたまに見かけるけど、初めて行きました!スズナリを少し幅を広くした感じの小劇場で観やすいです。駅からはちょっと歩くかなー。


お話は、芥川龍之介の有名な短編『地獄変』。地獄絵図描くために娘を…ってやつですな。わりとよく演劇の題材になる演目ですから、どーやるのかな?ってワクワクよだれ


お話の筋は意外にも原作にほぼ忠実。そのかわり装置が斬新!なんとステージがプールあんぐりあんぐりあんぐり

(開演前は撮影オッケー)


分かりますかね?ステージ全体が足首が浸かるくらいのプールになっているのです。

ゆえに演者たちはこの上を歩き、座り、転び、そりゃもーーー第一歩から最後までびっしょびしょ!!こーれーは斬新だわあせるあせるあせるあせるあせるあせる


水も重要な舞台装置な訳で、濡れた髪や着物も顔も体も舞台メイクといえる凝視重たいだろぅなぁー


私の感想としては、まず芥川龍之介の原作が改めて名作だと思いました!人間のどーーーしょうもない業とか愚かさとかを、ものすごーく丁寧に書いている。


役者が水に浸かって足を取られながら芝居を続ける姿に、絵師の業と作家の業を感じるとゆーか。悪酔いした気分になりました


創作って表現ってつくづく罪深い。胃が痛くなる。でも求めずにはいられない。


主役の作家の男はすごく久しぶりの米原幸佑くん!よかったと思います!ビショビショになりながらちゃんと華がある!


私の目当ての三上俊さんはレエンコオト役っちゅー謎のオトコなんですが、まあーーホント謎なんだけど、ずっとコート被ってんだけど、お芝居上手いのよーーーーよだれよだれよだれ


米原くんとみかしゅんの掛け合いがけっこーあって、それが好きでした飛び出すハート飛び出すハート


で、最後コート脱いだ時あれ?って思いました。ますます訳わからん凝視私なりの解釈はあるけどオチなのかもしれないのでナイショ。


他もエムキチビートの劇団員さんもゲストさんもお上手でした拍手絵師役の板倉光隆さんがうまかったなあーー流石のベテランさん!


あと、そーなの生演奏なの!贅沢!

配信もあります。

が、こーゆー小劇場モノって生で観てこそなとこもありますしなぁ。特に今回プールだから、独特の湿気とか消毒の匂いとかも感じて欲しい気もしますキメてる


今週末24日までやってます!

https://emukichi-beat.com/jigokuhen2022/top/


グッズも色々かわいいよ飛び出すハート飛び出すハート


で、帰りあまりの暑さに昼ビールを一杯生ビール飲んだらまぁーーー回って回って٩( ᐛ )و


この下町エリアって私にとってはちょっと鬼門とゆーか、良くも悪くも色々と思い出あり、観劇で揺さぶられたのと相乗効果で、すごく感情がぐちゃぐちゃに揺さぶられ、なんだか泣きたくなったのが快感でした!

スカイツリーもキレーだった目目

しかし、汗であっとゆーまにお酒ぬけんねん泣き笑い泣き笑い夏っていいな!!!


お写真スマボさんから!