スワンキングは19世紀のドイツが舞台でしたが、ちょっと時代を遡って、(コージマのパパ、リストたちの時代)イタリアのジェノバ。


突如現れたヴァイにオリスト、ニコラ•パガニーニは、その超絶技巧から『悪魔と契約した』と言われていた。


で、実際に『悪魔と契約した』とゆーお話です。


十字路の悪魔、パガニーニ、中川晃教って私の性癖に刺さりまくり!超絶好みでーしーたーーよだれよだれよだれよだれ


あっきーの扮する音楽の悪魔(アムドゥスキアス=通称アムちゃん)まじ人外

自らのサラッサラのストレートヘアを撫でながら、変なポーズでステップ踏み、時々焦点の合わない瞳、音楽に陶酔する表情、そして小さなボディから繰り出される超絶ハイトーンボイスの美声よだれよだれよだれ


アムちゃん序盤少々抑え気味?なのですが、徐々にテンション上がっていくのがモロ分かりで驚き驚き1幕ラストが最高!演出もめちゃ好き!ここだけでももう一回体感したいっよだれよだれよだれ


(とりあえず999の欲求不満はココで解消できたわい凝視


パガニーニは、己の命と引き換えに100万曲を約束されます。100万曲って一瞬果てしなく思えるけど、ザクザク減っていく恐怖驚き驚き酒場で弾いても1曲、皇帝の前で弾いても1曲、練習でも1曲カウントなんだもん。


アムちゃんはパガニーニに、2つ約束させます。

◯アムちゃんのためだけに弾くこと

◯アムちゃんが弾けといったら弾くこと


これも容易く思えるんだけど、そーでもなく、

例えば母親や恋人が来てたら『君のために弾くよ』ってなるじゃん?それもダメ〜!


アンコールしたくない時もあるじゃん?それもダメ〜!っていちいち出てくるあっきーアムちゃん。悪魔と契約するって、なるほど面倒くさいんだな凝視凝視


アムちゃん音楽を司るモノなので時々深いこともおっしゃいます。

『私がコンサートで1番好き瞬間を知っているか?チューニングだ。どんな演奏が聴けるのか想像するだけでワクワクする。だがら始まると途端に寂しくなる。この素晴らしい演奏もいつかは終わってしまうのだろうって…』


分かるーーーーー!観劇でも、ドキドキ待っている時間が1番幸せで、始まったら終わっちゃうのがかなしいこともあるおねだり

他のキャストももちろんよかったです拍手

パガニーニの相葉くん、間に合ってよかった(コロナ陽性で、しばらく水江くんがシングルでやってました)!


歌もお芝居も立ち回りも安定感ばっちりOKOKあっきー相手に安心して観てられた。特に歌ねー!!結構難しいじぇ?!パガニーニのこのビジュアルもとても素敵でしたニコニコ

超絶技巧はダンスで表現するので動きも多くて、なんか…シンケンジャー味がありましたニコニコ


2幕の冒頭のあっきーと青野紗穂ちゃんのエリザ(ナポレオンの妹)のとこもめっちゃ好きでしたニコニコニコニコ

青野紗穂ちゃん好きなのですが、『手紙』とか出番少なくてさー無気力今回たっぷり歌声聞けて、しかもあっきー相手に!(さほちゃんて確かあっきーファン)よかった〜よー飛び出すハート飛び出すハート


2幕目はどっちかとゆーと、人間味が強くて、そんな終盤、畠中洋さんのソロと戸井勝海さんのソロがそれぞれたっぷり聞けるのですんごい耳が贅沢な気分になれましたよだれよだれよだれ


全幕通して、アムちゃんと対局をなす、パガニーニの母親を香寿たつきさんがやられてて、これもお見事でした拍手(母の愛がウエットになりすぎず、ちょうどいい塩梅なのよ)


この演出家さん、私はお初でしたが、なかなか良いかもーひらめきひらめきパガニーニの曲の使い方もちょいちょい効果的。(スワンキングはなぜワーグナーの曲使わないのかね?)


この日はイープラス貸切だったので、終演後ご挨拶があり、あっきー『もーテンションあがっちゃっててごめんなさいね』って、やっぱり泣き笑い泣き笑い


突然即興で歌え、とゆーあっきーお得意の無茶振りに『無理です〜赤ちゃん泣き』とゆー、相葉くん。結局あっきーがイープラスの歌を即興で歌って、ノリノリで終わったのでした!


いやーん、もう一回観たいーーーーー泣き笑い泣き笑い(でも今月は観劇予定がぱっつん!)

※王道ミュージカルではないので、好みは分かれると思いますよん。


水江くんのパガニーニもどんななんやーー?!観たい気もする。危険?!

まだ水江くんのお写真しかないです↓

ps

仕事で何も閃かない時、悪魔でも何でもいいから呼び出したくなる時って、あるよねー。