Mステで初の「575」を披露したPerfume。今回は生放送でさらにトップバッターという重要な役回り。あ~ちゃんの「ドーム以来歌ってないんです。」という言葉からも緊張感は伝わってきました。

メドレーでショートバージョンだったにせよ、「VOICE」に入るまではダンス無しの歌勝負。しかも、周りには観客のほかに、自分達以上の歌手が揃って聴いているという状況。もしかしたら、ドームで5万人を相手にした時以上のものであったのではないかと思います。

しかし、あえて3人はそれに挑戦した。それはきっと、自分達の攻めの姿勢を証明するためだったのでしょう。自分達にはダンスだけではなく、歌もあるのだ、と多くの人々に示すために。

「575」を歌い終えた3人の顔からは、微かに安堵の表情を垣間見たような気がしました。続く「VOICE」では、いつもながらキレのある安定したダンスで魅了し、トップバッターという大役をPerfumeらしくこなしていたと思います。


個人的な意見ですが、Perfumeがこのようなダンス無しの歌のみの曲を披露するというのは、タイトルにもありますが、やはり勝負の大一番なのではないだろうかと思います。あ~ちゃんが緊張気味だったのは、そういうふうに思っていたからではないかと感じます。


「VOICE」の最後のポーズで笑顔の3人を見て、やりきれたんだなと思いました。

アルバムツアーでは歌のみの勝負が他にあるんだなと予感した今日でした。