ボオォー!
船の汽笛が旅の終わりを知らせるように聞こえる。あとから聞いた話だと、デイジーは黄色は好きだが、今着ているドレスのデザインが気に入らなかったようだ。
キノコ王国の大地に足をつけた頃、太陽は夕日に変わっていた。
キノコ王国のダイニングルームをくぐると、色とりどりの料理の香りと割れんばかりの拍手がハーモニーを奏でる。
「お帰り!」
ところがそれを裂くように、ルイージが泣き叫んだ。
「どうしようみんな!! ぼくサラサランドの王様にケンカ売っちゃった!!!!!」
「えっ」
「大丈夫だろ」(でしょ)
「戦争になったらぼくのせいだ・・・・・・」
ふらふらと吸い込まれるように奥から手前のイスにくずれ落ちてしまう。
肩をすくめデイジーは捨て台詞のように言った。
「パパの話はしないで。私はこれでよかったと思ってるんだけど? あと、タタンガの話も思い出したくない。私、アイツが大っ嫌いだから」
「ああ、ごめん・・・・・・」
ディナーのあとルイージはバルコニーへ向かうと言い残し、席を離れる。
そしてバルコニーまでの道を、姫のことを考えながら歩いていた。
「デイジーは傷つくどころか、せいせいしてたみたいだな。確かにぼくも頭に来たからなあ」
夜風に吹かれながら、バルコニーの隅に置かれていたミニテーブルに『アンドールの伝説』を広げていく。
『アンドールの伝説』は、“勇者”であるプレイヤー達と、アンドール王国へ進撃する邪悪なモンスター達との戦いをテーマとした、協力型のファンタジーボードゲーム。
九月二十一日に発売された、一人でも遊べるテーブルゲームなのでルイージはマリオが冒険中にもよく家の中にいて一人で遊んでいたりするが、例えば一人っ子で退屈だったり、なかなか友人と長く遊べない・遊んでいても飽きてしまうという人にもオススメしたい一品だ。
「気分はどう?」
「うん、だいぶ落ち着いたよ」
風で混乱した頭を冷やしがてら遊んでいると、ピーチ姫がケーキの乗ったお皿を抱えて様子を見にきてくれた。
「わたし、ルイージのおかげでデイジー姫と友達になれたわ。ありがとう」
「そりゃあ、よかった」
「デイジーも感謝してたわよ」
「え!? かなり怒ってたみたいだけど」
「うふふ♪ 怒ってなかったみたいよ。ただサラサランドとこの国でのあなたの印象が違いすぎて驚いていたみたい」
「そりゃあ驚いただろうね・・・・・・」
何気ない会話のやり取りをしながら渡された苺のショートケーキにフォークを刺したその時。花火のようなものが上がったと思うと、魚雷がキノコ城を襲撃しはじめた。
「あら、何かしら」
「姫っ! 大変です。この城から早く脱出して下さい!!」
スピーカーから状況を知らせる声と、地上からのキノピオたちの慌てふためく声が緊張感を高める。しかしピーチ姫は、「またクッパかしら・・・・・・?」と、この世界から一人孤立したように、客観的に見て呟いた。
「姫ぇ〜!! 忍耐力つきすぎですよ!」
キノピオがうんざりしている中、ルイージも何故か、この姫をすぐに救助しようとは思わずに結局一人で抜け駆けしていく。
途中で兄と合流すれば、自然と愚痴のようなものがこぼれていた。
「ほんと毎回言うけれど、最近のピーチ姫は『さらわれるのを待ってる感』が凄くて今も助け出すのを止めようかなって思っていたんだけど、兄さん怒らない?」
「怒るわけないだろ。だけど今回も助けなきゃならない気がするからその辺はしっかりやろう」
「はあ・・・・・・」
久しぶりに兄弟揃った気がする二人は、階段を駆け下りエントランスの扉を開く。
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連日更新ですー!
なんだかピーチ姫の言動にモヤッとしました。自分で書いた文章、セリフなのにさ〜(´・∀・`)
バーローバーロー!←ここに来てコナン(新一)
ピーチ姫悪い人ではないんだけど、なんだろ??
漫画家さんと同じで、小説家でも書いてる人と主人公の気持ちがリンクするんでしょうかね。
良き良き^^*
この小説はノート3冊分書いているんですが
今回打ち込んだ分で1冊目が終わりました!
1冊目には設定も書いているしページ数もそんな多くはないので達成感があまり無いのが本音(^q^)
小説のページ数を確認したら全体で91ページしかないんですよ。短っ(笑)
次の作品では100ページ以上書けるように頑張ります。
デイジーはルイージのキャラが違いすぎて困惑したんでしょうな。
でもそんな残念なところがないと、やっぱりルイージらしくない気がします(* ॑꒳ ॑* )
家に帰ったらホッとして力抜けるのと同じだと思うので、
デイジーには、
ルイージのそんなダメな一面もいいな♪って
いつか なって欲しいですね☆
そして、やっぱり兄弟でする会話いいなあ!
て、二人ともピーチ姫に呆れてますやん。
兄さん、怒らないんかーい!!(;^o^)
レイヤ。
