すっかり食い物日記のようになってますが、、、(ことの年になると食欲のみが残るわけで)

この前の日曜日は、おマメのバレェの特別教室があったため、めずらしく家いいることに、、。

ぴしのぼやき


となったら、家でおいしいもの食べようと、前日からこれを仕込みました。ビリア・デ・レス。先日ソノラの肉を売るお店で、冷凍のお肉をいくつか買ったのがあるので、それを使ってです。ディエスミージョという部分を使いました。前日の夜にチレやシナモンスティックやらをコマルで炙って(トウガラシの辛み成分が空気に漂いむせてもがまんするのだ)ミキサーでチレペーストを作ってお肉に一晩漬けて、翌日3時間ほど蒸し鍋で蒸す。下の鍋の水だって捨てません。あらかじめローレルとかいれて風味をだし、柔らかくなったお肉を細かく切った上にそのスープをかける。熱々のところに玉ねぎとシラントロを刻んだものをいれ。できたてほやほやのトルティージャにフリホーレスレフリートをぬったものに、フォークで肉をすくい出したものをおいて、さらにシラントロをかけてまいて食す。肉、ビール、うまか!という、ザ、オヤジ的料理。

何よりもこの蒸しているときに家中に漂う香り。たまんない。和食は視覚で食べ、メキシコ料理は嗅覚で食べるものである、というのは私が常々思っていることなんだが、まさしくそれです。


ぴしのぼやき


それから、これ。セバダです。麦粉とでもいうのでしょうか。ときどき、タコス屋とかでアグア・デ・セバダという飲み物ありますよね。ハマイカとかオルチャタのグループで。その元です。袋に書いてあるとおりに、これを水でとかしてさらにバニラエッセンスと砂糖とカーネンションミルクをいれてまぜませ。これも、ソノラの肉の販売店で見つけて、ものめずらしさで買ってみました。おマメがお気に入りです。できあがりはミルクコーヒーのような色なのですが、おマメは「カプチーノの味ね。」と生意気いってました。カプチーノ飲んだことないくせに。だいたい、味は大違いです。

デザートは、前日に果物屋で買ったパイナップル。ほどよい甘さでグッド。ダンナは料理はスクランブルエッグぐらいしか作れない、ちょっと人間としてどうなの?という人ですが、果物の選び方は上手です。なぜだか。ちゃんと切ってくれるし。果物マイスターの称号でもあげましょうかね。

というわけで、おうちごはんでおいしい日曜日の午後でした。