おマメのクラスは今学期、仕事について学びました。実際にスーパーや消防署を見学したり、自分の親の仕事を絵に描いたりして、世の中にはいろいろな仕事がある、ということを学んだわけです。
で、最後に公開授業があったのですが、うーん、ぜんぜん盛り上がらない、前の先生のときの方がよかったな、、、という私的な意見はおいといて(笑。今の先生には結構不満のある私。)、外国人である私には興味深いことがありました。
先生がいろんな職業の絵をだして、「これはProfesion?それともOficio?」と聞くのです。両方とも日本語で一言でいえば、「仕事」とか「職業」になりますが、Profesionは専門職、学校などで学ぶことによってできる仕事です。Oficioは資格などがなくても働けるもの、肉体労働的なものとなっています。弁護士はProfesion。これはわかる。お手伝いさんはOficio。これもわかる。消防士。私にはどっちかな、、と思って先生の回答を待ちましたが、先生は「そうねぇ、Oficioであるけど、Profesionでもあるわね。」、、、うまく逃げたな先生。

しかし、職業をこのようにわけて言う、、、。なんとなく、職人が尊重されないこの国の根源をみたような気がしました。職業に貴賎なし、、、と多くの日本人は思っていると思います。仕事は仕事。どうであっても立派な仕事。こういう風に分ける必要があるのか、、、と思ってしまいます。