やっぱりMr.パーフェクトは、今回彼女には内緒で大阪に帰ってきていた。
どうやらえらくもめているらしい。
原因は結婚のこと。
彼は今1年間という期間限定で東京に転勤している。
1年後、戻ってきたらすぐに結婚することを彼女と約束させられていた。
お互いの両親に挨拶をしたわけでも何でもなく、ただの口約束。
来年の1月には大阪に戻ってくる来ることが決定し
彼女としては、彼が戻ってきたらすぐに一緒に住んで
そして結婚すると、そう描いていたのだろうけれど
彼は私という存在や、彼女とも色々なことがあって
悩み悩んだ結果「戻ったらすぐに結婚するという約束はできない。」と
先日打ち明けたらしい。
彼女は発狂して大変だったようだが、なんとか落ち着き今は冷戦状態。
そんな状況の中、彼は彼女に内緒で大阪に帰って来て
私だけに会いに来ていたのだ。
それだけ彼女ともめて、彼女と結婚することに対して躊躇して
けれど、彼女と別れることはできない。
中途半端な気持ちで私と会い、旅行に行こうだなんて・・。
なんとなく彼といて初めて居心地が悪く感じた。
自分のことはともかく、可哀想な彼女だと思った。
そして私はついに最後の言葉を発してしまった。
「あなたの気持ちがちゃんと1つに定まるまで会わないでいましょう」と。
彼もその言葉には納得していた。
「でもメールはしてもいいよね」なんて名残惜しそうにしていたが
私はもうメールもするつもりはないし、彼が私のところに戻ってくることは
二度とないと、なんとなく感じた。
彼は彼女のことを放っては置けないのだ。
それなのに、彼女に対しても私に対しても中途半端な態度で
彼女を放っては置けないのなら「結婚の約束は出来ない」じゃなく
「黙って俺についてこい」って「お前のことは俺が幸せにする」って
そう言うべきなのではないか。
きっと今後彼以上に価値観の合う、色んな相性の合う男性と
出会える事はないと思うけど、私のことを真っ直ぐに愛して
一途な強い想いで幸せにしてくれる男性はこの先現れると
私はそう確信したのだ。
彼といるときの気持ちいい空気感、彼の匂い、優しい声
そう簡単には忘れられないけれど
自分が納得いくまで彼を愛せたと感じられた今
この恋を終わりにしよう。