こんにちは。
今日も雨ですね。
また台風が近づいているようで明日からの出勤が憂鬱です。
大雨になるようなので外出の際は気をつけないとですね。
14日に採卵をした後から、下腹部に圧迫感と違和感を感じていました。
たくさん採ったしある程度は仕方ないと思っていましたが、
夜も3時間ごとにトイレに起きるし、静かに歩かないとおなかに響くし、
日に日に圧迫感を感じる範囲が広くなり症状が悪化している気がしました。
(特にトイレに行きたくなると、膀胱炎かと思うような症状がでます)
こんな状態で移植していいのかなと心配しながら、17日に移植予定の受診に行ってきました。
6個受精してくれたたまごさん達がどれだけ育っていてくれるかドキドキ。
17日の担当医は今周期ずっと診察してもらっていて採卵もしてくれた先生でした。
(院長の次に偉いのではという雰囲気のあるダンディーな先生で、私の中でナンバー2と呼んでます。)
部屋に入った瞬間、ナンバー2から「5個育ってるよ。移植しないで胚盤胞まで育てよう」といわれました。まずは新鮮胚を移植して、残った受精卵のうちいくつかを胚盤胞に育ててみたいと思っていたので、驚いて主人とともにポカンとしてしまいました。
ナンバー2いわく「分割が進んだ卵が1個ならこんなこと言わないけど、5個あるし育てたほうがいいよ。このうちどれが胚盤胞まで育つ卵かはわからないし胚盤胞まで育たないのを今日移植しても仕方ない。ちゃんと育つものを戻したほうがいい」とのこと。
余談ですが、受精した卵は4分割→8分割→桑実胚→胚盤胞といった感じで分割をし(本来は卵管内で行われます)胚盤胞になったあたりで子宮に到達し着床します。
なので、初期の分割胚より胚盤胞のほうが着床率が高いと言われています。
ただ、培養過程で胚盤胞になれずダメになってしまうものもあり、そうなると移植自体ができなくなります。
いまの病院の院長は、体外では胚盤胞まで育たなかった受精卵も子宮に戻していれば成長できるかもしれないため基本的には胚盤胞にせず4分割か8分割で移植する方針だと言っていました。
ナンバー2の考え方は違うようで、胚盤胞になれない受精卵は子宮内でも成長できないという考えのようでした。1個の受精卵を胚盤胞まで育てた場合と、初期胚で子宮に戻した場合でどうだったかを比較することはできないので難しい選択だと思いました。
もし培養過程で1つも胚盤胞に育たなかった場合は、次もまた採卵からになってしまうので、どうしたらよいかとても悩みました。
主人も同じように思ったみたいですが、ナンバー2の「初期の胚を戻しても成長できる卵かはわからないから、胚盤胞まで育てるほうがいいよ。大丈夫だよ、1個か2個は胚盤胞になるよ」という言葉を聞き胚盤胞まで育てようと言ってくれました。
私は「5つのコのうち胚盤胞になれるのが1個か2個ってずいぶん減っちゃうのね。もしも0になってしまったら立ち直れない」と思いましたが、ナンバー2の経験と言葉を信じて胚盤胞まで培養してもらうことにしました。
そして、今日再度受診に行ってきました。ナンバー2はお休みで女医さんの診察でした。
培養の結果、ほんとうに2個胚盤胞に育っていました(ナンバー2すごい!)
残りの3つは成長がゆっくりなのであと1日様子をみて、胚盤胞になったら凍結をしてくれるそうです。
今日こそは移植をする予定だったのですが、下腹部の圧迫感や歩くときに響く感じが全くよくならなくて不安だと話したところ、全胚凍結をして次周期に移植することとなりました。
採卵11個でOHSSがひどくなることは稀だそうですが、その状態でもし妊娠した場合は確実に症状が悪化するんだそうです。
凍結胚を融解する時に胚がダメになってしまうこともあるようなので、それはそれで心配なのですが、「凍結胚のほうが若干妊娠率が高いし今の状態で移植するより安全」という女医さんの言葉を信じ体調を整えてから移植することにしました。
そんなわけで今周期の治療は終了です。
おなかの症状がつらいですがリセットするとよくなるようなので、それまでは安静にしています。リセットして症状が落ち着いたら、移植までエアロにいったり友人と会ったり、好きなことをして過ごそうと思います。
次周期でちゃんと移植できますように。