ピシ山田です。


ここ半年ほどの間、オイラのTLにはシンガーソングライター(以下、SSW)とファンのトラブル、ファン同士のトラブル、1人のファンの身勝手な迷惑行為などの情報があがってきます。

どの件も皆、良くない事案であることには変わりないですが、特に深刻なのはSSWへの迷惑行為です。ライブだっり、配信だったり、路上ライブだったり。


動機は至って単純なもので、

  1. 要望していたこと(ライブ活動や楽曲)が自分の思い通りになっていない。
  2. 長年応援し続けていて常連なのに対応が冷たい。
  3. せっかくアドバイスしているのに、聞く耳を持たない。

と、明らかに独りよがりの内容。

おそらく、こんな行為をする人達は次のような認識を持っているのでしょう。

(1) CD、グッズ、チケット購入で売上に貢献しているから対価に見合ったファンサービスをするべき

(2) ファンはお客様なんだから、ファンの意見を積極的に取り込むべき

(3) ファンが一人でも減れば活動が危ぶまれるから、どんなファンでも大切に扱うべき

...

オイラから言わせれば、『SSWとしての音楽活動においては』それらの認識、全部間違っています。

SSWは、自身の『哲学』『生き様』『希望』『感情』『人生観』など、想うことや伝えたいことを、楽曲にして詞で、音で、歌い方で表現しています。そこには確固たる信念が宿っていて、曲げるようなことは先ずありません。

そんな表現に共感できる人をファンというのです。SSWがファンへ提供するサービスとは正にこれ(表現)です。

だから、共感できない人はファンではありません。共感できないからといって、共感できるように修正しろということ自体がそもそも間違いです。

前述の『哲学』『生き様』『希望』『感情』『人生観』など、想うことや伝えたいことは『作品』であり『工業製品』ではありません。だから、品質の善し悪しを決めるのはSSW自身。一般消費者の意見を取り込む必要など無いのです。(工業製品には必ず『規格』という定量的な評価項目があり、許容範囲が定められています)

例えば、5段階評価でいえば工業製品は全て3のが流通されていて、12は論外ですが45も認められません。もったいないですが、それが規格。

『作品』は制作した人がベストのものだけをリリースしますので常に5ないし4のものしかありません。

と、考えれば、SSWのオリジナル曲は工業製品よりも優秀なのです。

その『作品』や『作者』に対し、

ファンができることは『共感するかしないか』だけです。共感しない者は去る以外、術はありません。

...

と、考えると、

ファンがSSWに迷惑行為などトラブルを起こす行為は『営業妨害』にあたりますので、直ちに立ち去るべきです。

SSWの活動を共感できる人だけが『ファン』として、サービスが受けられます。

途中で共感しなくなったら『ファン』の資格は失います。

ライブではアンケートを取り込むSSWも少なくありません。伝えたい音楽は変わらなくても、「ライブのスタイルを参考にしたいから」という理由で意見を取り込むことはあります。

でも、SSWがつくる楽曲はぶれません。

SSWは『伝える』ことが商売であり、『媚びる』『顔色を伺う』ことが商売ではありません。

オイラは一人のファンとして、このスタンスを貫いて共感した人だけに『ついて行く』次第です。

共感しなくなったら『黙って(ここ重要)』立ち去ります。

...

配信で、ライブで、路上ライブで不満があっても人目に触れる形で表したらダメです。迷惑です。

...

『音』を『楽しむ』から『音楽』なのです。

応援している、また、初めて聴くSSWの音楽に感動したならば賞賛し、感謝し、お礼を伝えたいものです。

そういう気持さえあれば、迷惑行為や上記(1)〜(3)の考えが如何に恥ずかしいことか気付きます。


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