「アメリカングラフティ」は、70年代を代表する青春映画の金字塔として、あまりにも有名なんですが、近所のミニシアターで この度、特集上映されているということで・・・先日観てきました。映画




俺たちの青春がここにある!


(1973年 アメリカ)


◎解説とあらすじ◎


1962年、カリフォルニア北部の小さな田舎町を舞台に、ハイスクールを卒業し東部の大学へ出発しようとする若者たちの、最後の一夜を描いた愛すべき名編。

スティーヴ(今や一線級監督のロン・ハワード)とカート(「JAWS/ジョーズ」以前のリチャード・ドレイファス)は故郷での最後の夜を楽しく過ごそうと、テリー(「アンタッチャブル」のチャールズ・M・スミス)とビッグ・ジョン(ポール・ル・マット)を誘い町に繰り出す。

暴走族の仲間に入らされたり、酒を買おうと四苦八苦したり、マセた女の子にせまられたりという数々のエピソードが、当時のヒット・ナンバーに乗せて軽やかに描かれるが、やがてそれぞれの決意を秘めた朝がやって来る……。


今や定番と化した感のある、懐メロ青春群像モノの原点であり最高峰、後の青春映画に与えた影響は大きい。

(allcinema より)


https://www.youtube.com/watch?v=dfhYdoVQSJA

American Graffiti (1973) - Original Trailer

↑のトレーラーは、キャストが解りやすいです!!今見ると、いい復習になる(笑)


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今から ちょうど40年前の1974年の12月に日本で公開されたこの映画。



タイトルとかコッポラが製作とか監督がジョージ・ルーカスだったとか何となく知ってましたが

きちんと観たのは今回が初めてです。

10数年まえに 地上波の深夜にやっていた時にちらっと観たくらい・・・。

その時は、ロン・ハワードがめっちゃ若い!!という印象だったのだけは覚えていて・・・(笑)



というわけで


音楽が、オールディーズで彩られて、もうクラシックの域ですね。


冒頭から ロック アラウンド ザ クロック ♪♪♪が軽快に流れ、メルズ ドライブインのネオンが映し出され・・・。

それだけで、この映画の世界に引き込まれます。思わず、リズムをとりたくなったね♪(笑)



https://www.youtube.com/watch?v=Ud_JZcC0tHI

↑映画のシーンが画像でちょこっと見れます!!



高校の卒業が決まって、明日大学へ旅立つので、最後の夜に ぱぁ~っと盛り上がろうぜぃ~って感じなんですが・・・。

最初は、登場人物が多くて、何だか掴みどころがないなぁと思っていて

ん?  いや・・・これ、面白いのかな???とか感じたり(・Θ・;)。

やはり 62年当時の事を描いた73年の作品です。

そりゃ、この空気に馴染むのにはちょっと時間かかりました(笑)


つうか、当時19歳のロン・ハワードが、めっちゃ若くて もう・・・ピカピカです(笑)

トラッドな服装が小ぎれいな青年だ!!!しかも、いい車持ってるし!!

主演の一人で、彼女との恋の行方に自信がない ナイーブな いや、何となく優柔不断な男を演じてました。



そして、リチャード・ドレイファスも、東部の大学進学が決まっているのに、悩んでいてまだ行くかどうか決めかねているという、青春時代に ありがちな、

「どうしよぉ~~~~~~~~。どうしたらいいんだよぉ~~」

って感じの 悩める若者・・・ 。そして、その夜とんでもないことに巻き込まれ・・・。


あと、女の子とドライブで楽しく、忙しく過ごす二人くらいの若者と、、、だいたい4人の男性の群像劇で、彼らの経過が 同時進行で順番に描かれていて・・・。


この流れにのるまで、ちょっとわかりづらかったんですが、この辺が、ジョージ・ルーカスの撮り方って感じなのかな???

とか、思いながら、このメイン4人の若者の、一夜のそれぞれの出来事を観たって感じです。


若い時には、どうしようもない、どうでもいいような 悪ふざけをしたがりますが、

どこの国でも一緒ですな・・・(`∀´)





1973/ ロン・ハワード (19才頃)/キャンディ・クラーク (26才頃)/チャールズ・マーティン・スミス (20才頃)



観た直後は、なんか 忙しかったなぁという印象だったんですが、あとからじわぁ~っと沁みてきました。


悩める彼らの スッキリした決意で朝を迎える爽やかなラスト・・・。


一夜の ぎゅっと凝縮された かげがえのない時間・・・。

まさに 青春そのものですね。


いや、何かやっぱり良かったなぁ。 19,20歳くらいを懐かしく思い出される年齢の私としては、自分の

若かりし頃のほろ苦い思い出に浸ったり。


もしこれ、もう一回観たら より解るかな。名前と顔が一致してるとまた違いますからね。


あと、、、田舎町のそんなに広くない道路を 今ならビンテージもののアメ車のオンパレードで、

音楽もず~っと何かしら流れていて、インパクトはありますね♪いまだにサントラ売れてるんだろうな。

走ってる車どうしで会話なんて、脇見運転で事故らないかと心配になる(笑)くらいです。


それと、この時代の女の子の服装が、カワイイ。パンツ姿の子はほとんどいなくてね。

スカートもフレアタイプが多くて。



73年に、62年の出来事を描いているので、最後は、このメインキャストがその後どうなったか・・・という事が文字で映し出されます。

その通りの、続編もあるみたいです・・・。



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★おまけ★


USJには、メルズ ドライブイン がありますねぇ・・・

昨年行った時、このレストランに初めて入りました!!

そんな事を映画の冒頭で思い出しました♪ あ~これかぁ。

まさに、アメリカングラフィティの世界!!



http://guide.usj.co.jp/ja/restaurant/j_mels_drivein.do