術後20日目。
ラストケモから49日目。
連日の病院通い。
今日は、乳腺外科の診察とリハビリだ。
今回、一つの手術に二つの科が関わったので、乳腺外科と形成外科の先生からそれぞれ「どうっ?」と聞かれる。
それぞれの先生に、自覚症状をどう切り分けて答えるのがよいか、初めはよく分からなかった。
当初は、「乳房再建のエキスパンダーに伴うのでは?」と考えられる不調は、形成外科の先生に伝えて、「全摘や腋窩リンパ節郭清に伴うのでは?」と考えられる不調は、乳腺外科の先生に伝えていた。
ここ最近、先生と話していてようやく気がついたのだが、「(腋窩リンパ節郭清に伴うと思われる) 腕が動かしづらい」という不調は、どちらかというと形成外科の範疇なのかもと。
ということで、最近は、「どうっ?」という質問については、形成外科でも乳腺外科でも同じことを答えるようにしている。
ときに、「これは形成外科の先生に聞いてみて」と乳腺外科で言われ、その後「これは乳腺外科の先生に聞いてみて」と形成外科で言われるという、無限ループ♾️に入りかけることがある。
ここは、患者側の頑張りどころで、形成外科や乳腺外科で事前に得ていた見解を簡単に説明する。
すると、各科での見解を述べてくれるようで、無限ループ♾️に入らず、その時点の結論がでる
話はそれるが、ここ半年ちよっと病院通いをしてみて、病院関係者の方たちの情報共有が、すごいなと思う。
何か疑問や依頼事項があるとすぐ電話する。そして、電話された相手もほぼ確実に電話に出る。即座に意思決定をして、次に移る。
普段、LINEやTeamsなどコミュニケーションの大半を非同期なコミュニケーションツールに頼ってしまっている私には、このスピード感が新鮮にうつる。
私の場合、3時間後に返事が返ってきても、まあ対して困らないが、病院の場合、コミュニケーションの重みが違うからだろう。
先日、かかりつけの病院とは別の、A病院で取り組まれている手術の方法について、質問したところ、少し待っていてくださいねと言われ、10分くらい待った。
10分後に、かかりつけの病院でとる手術の方法とA病院の方法について、比較してメリットデメリットを説明してくれた。
10分間の間に、A病院の先生に電話して、会話してくれたのだ
対応の速さにも、患者の訴えをしっかり取り上げてくれたことにも感動した
この情報共有力は、学びが大きいと感じる今日この頃だ。
今日は、乳腺外科受診とリハビリについて書こうと思っていたのだが、思いっきり話がそれてしまった上に、長々と書いてしまった。
本題はまた別の記事にする
乳がん治療記録
・腋窩リンパ節転移あり
・ステージⅡB 、ルミナルB
(PgR: 80%, ER: 80%)
2024年
1.18 右乳がん告知
5月 抗がん剤 ドセタキセル3週✖︎4回
8月 右乳頭乳輪温存乳房切除
乳房再建
(エキスパンダー留置)
・ホルモン治療
(シリコン入れ替え)