ここまで私の妊娠出産期の話を

振り返って書いてきましたが、



こうして見てみると

私は「普通の妊娠出産」への

憧れが強かったのだなぁと思います。








夫と「子ども欲しいね」と言って

仲良くしてたら自然に

赤ちゃんが来てくれて、



順調にマタニティライフを楽しんで

普通に下から産んで



赤ちゃんも経過順調で

母子一緒に退院して








そんなことを夢見ていたのに、

実際には






妊娠したと思って幸せにしてたら

流産でドン底に突き落とされて



同時期に妊娠した同僚のお腹が

大きくなってゆく傍で

ストレスに耐えながら不妊治療。



やっと妊娠できたと思ったら

五つ子妊娠でどうなっちゃうんだろうと

不安な日々を過ごして



減胎後もハイリスク妊娠とのことで

慎重に慎重に生活して

分娩も帝王切開になって



無事に生まれたとホッとしたら

兄くんのGCU入院により

一緒に退院できず。。







なんだかどれをとっても

「普通」ではなかったなぁ



と、いう思いをずっと

抱えていました。







でもこうしてブログを書くことで

過去の出来事をじっくり見つめ直して

自分のなかで消化することができて



「普通じゃなかった」

ということへの拘りを少しずつ

ゆるめることができている気がします。



過去に起きたことは変えられないから、

どうせならそれを誇りに思ってる方が

人としてかっこいいんじゃないか

と最近思ったのでニコニコ



まだそこまでは辿り着けないけれど

「できなかったなぁ」じゃなくて

「こんななかで頑張った私すごい!」

って思えるようになりたい。



そんなことを思っていますニコニコ








不妊治療を経験したのも、

普通の人なら何もしなくていいところを

お金をかけてストレスもためて

なんで私がこんな目に?って思ったけど



おかげで少しは人間として

深みが出たかな。



割と思ったことをストレートに

言ってしまうタイプなので、



もし順調に妊娠出産していたら

それこそ不妊に悩んでいる友人に

無神経な言葉を投げかけてしまう

こともあったかもアセアセ



それで友達を失う前に、

自分自身が苦労することで

少しは配慮ができる人になれて

よかったのではないかと思います。



経験していないこと以外については

100%理解することは難しいけど、

それでも想像する努力はしようと

以前よりも慎重に考えるようになりました。



考え過ぎかな、と思う場面も

多々ありますけどねアセアセ



たまに経験してもいないのに

配慮が100点満点の人がいますけど、

どんな修行をしたらそんな風に

なれるんだろー?と尊敬しますキラキラ








でも忙しさのあまりに配慮しきれない

ことも、どうしても出てきてしまったり。



年賀状は写真付きと写真ナシを両方

用意するとかも、昨年はできてましたが

復職後の今年は写真ナシのを買いに行く

時間がなくて全部写真付きに。。



コンビニとかで買えるのは手抜き感が

あからさまに出て良くないかな、

とか考えたらこうなってしまったショボーン



自分自身は別に、写真付き年賀状を貰って

どうこう思う相手はいなかったけれど



例えばもし流産した頃に同時期に妊娠した

同僚から来たりしてたら、さすがに

ちょっと見たくないって

思っちゃったかもアセアセ



なので念のために配慮しようと

決めていたというのに

生活に余裕がないと、無理でしたね。。



誰にも100%不快感を与えないのは

多分そもそも無理なのだろうけど、



それでも開き直ってしまうのは

避けたいので、できる範囲で

気をつけたいなと思いますアセアセ







話が逸れてしまいましたが

そんなわけでいろいろあったけど、

それもそれで良かった!

ということにしたいのです。



少なくとも私は、

大変でありつつも双子との生活を

幸せに過ごしていますキラキラ