*これは、不妊治療で五つ子妊娠減胎手術双子出産を経験した私の妊娠出産の過去の記録です*



帝王切開予定日の1週間前の検診にて



「子宮口がもう2cm開いてますねー

もう、いつ産まれてもおかしくないですよぉ」



と言われてビックリびっくり



そしてもしかして手術予定日までに

陣痛が来るんじゃないかとビクビクしながら

1週間を過ごしましたが、

何事もなく手術前日を迎えました。







このときの気持ちは


・初めての入院へのワクワク感

・手術への恐怖

・無事に産まれてくれるかへの緊張

・いよいよ会えるとの高揚感


など、いろいろごちゃ混ぜでした。







この日突如休みを取ってくれた夫と

一緒にいざ病院へ。



私がお世話になった病院は大学病院で

病室は大部屋と個室がありました。

大部屋には母子同室できる部屋と

できない部屋がありました。




いろいろと悩んだ結果

個室を希望した理由は


母子同室できない部屋だと母親以外は

赤ちゃんとガラス越しでしか会えないこと


大部屋は一人あたりのスペースが狭く、

そこに双子を連れ込んだら

えらいことになりそうだったからでした。




当初私は大部屋にした方が、

他のお母さんたちと話したりできるかなーおねがい

とかぬるいことを考えていましたが



実際入院してみると大部屋はいつも

皆カーテンで締め切っていて、

部屋も暗くて話す雰囲気は皆無ガーン



皆さん育児で疲れて体を休めている

ようだったので、

お話している場合じゃなかったです。



昔やってたナースのお仕事というドラマの

病室の患者さんたちみたいなのを

想像していたのですが



むしろ静かすぎて面会もはばかられる

勢いだったので、個室万歳でしたキラキラ


産後の面会がガヤガヤ来たのも

それはそれで大変だったので、どっちもどっちかもですが。。






そんなこんなで入った個室では、

たまーーにいろんな説明や

双子の心音チェックなどある以外は

テレビ見たり読書したりとゆったり。



ホテルかのようにくつろいでるけど

こんなんでいいのかな?

と心配したけれど、

翌日からはガッツリ過酷な毎日でした笑笑い泣き







夕方には先生に呼ばれて

最後の内診へ。



エコーを見た結果、

やっぱり妹ちゃんが横位なので

帝王切開決定とのことでした。



私はもうすっかり手術のつもりだったけど

本当に直前まで様子見てくれたんだな

と感謝しつつ、これであらためて

手術への覚悟を決めました。






病室に戻ったら、

入院して初めての食事ナイフとフォーク



といっても、大学病院なので

華やかさのかけらも無い病院食でした

でも味はまぁ満足。



お腹がテーブルにつっかえて

食べるの大変でしたが、

この大きなお腹ともさよならかぁ

と感慨深かったですおねがい






ご飯を食べながら夫はどうしてるかなと

LINEをしてみると、



「前祝い」とのことで

義母と一緒に美味しいお店に行って

飲んでると返答が真顔



手術は翌日の朝イチの予定だったので、

飲みすぎて明日遅刻したらコロス真顔

と思って「飲みすぎないでね〜」と

返信しつつ



自分はちゃんと産まれてくれるか心配で

ナーバスになってるのに

「前祝い」なんて呑気なムカムカ



と、イライラしてしまっていました。。





そんなこともありつつ、

最後の胎動を味わいながら

その日は眠りについたのでした。