夫とゆっくり食事に行ったときにした

私のお願いごと。



「もう一度、プロポーズするくらいの

気持ちで接して欲しい。」



これに対して夫は、

かつてプロポーズのときにしたように、

私に手紙を渡そうと考えている

と言ってくれました。



そしてそれは、

双子が産まれてから初めて行く

今度の家族旅行のときに渡すつもり

とのことでした。











でもそう言った旦那は、

平日休日問わず家事を終えたら

すぐにゴロゴロして昼寝。

晩ご飯を終えたらベッドやソファーで

ゴロゴロして寝落ち。



そんな様子で全く手紙を書くような

様子が見られず、

忘れてるの?ショボーンとヤキモキする日々でした。



これまでは黙って見ているのに耐えられず

「お手紙はー?」とか口を挟んでしまって

いたのですが、



今回は私が書かせるものじゃなくて

夫が自主的に書くと言ったんだからと

口を出すのを我慢しました。









そしてモヤモヤしながらも

考えないようにと過ごしていたのですが



旅行の5日前くらいから

「お手紙用の便箋買ったよ!ウインク」とか

「スマホに下書きしてるよ!ウインク」とか

ちょこちょこアピールするようになり



それを聞いて私は

「ふーーん?キョロキョロ」という反応を返してたけど

内心ではめちゃくちゃ嬉しくて

多分犬だったら尻尾振りまくってた

感じだったと思います笑



そんなわけでどうにか催促することなく

旅行当日を迎えました。









私たち夫婦にとってかなり重要な

意味を持つ旅行ということになりましたが、



なにせ初めての子連れ旅行なので

膨大な量の子ども用の荷物のパッキングを

機嫌の悪い子供の相手をしながらやって

出発の時点でクタクタでした。。



疲れた体に鞭打って行った牧場では、

初めて見る動物に大興奮のふたご爆笑爆笑

臆することなく羊を触りに行き、

口に手を突っ込まないかとヒヤヒヤガーン



そして広い牧場内の移動の場面では、

あっさり自らベビーカーに乗車する

兄くんに対して、自分で歩くと言い張り

スタスタ歩く妹ちゃん。



そして予想通り、

歩き疲れてしゃがみこんだ妹ちゃんですが

ベビーカーには断固乗りたくないので

抱き抱えながら移動。

またちょくちょく降りて歩きたがる。

以下、繰り返し。。



そんな感じの牧場での移動や

バタバタの食事でまーーぁ疲れまして笑い泣き



どうにか双子をお風呂に入れて

寝かしつけたらもう眠たくて眠たくて。

もう今すぐベッドに倒れ込んで

寝てしまいたい気持ちだったのですが



何やら夫がもの言いたげに

こっちを見ているおねがい。。








ん?手紙は持ってないから






あ、もしかして……










それは






不倫発覚後で初の、

夫婦生活のお誘いでした。







続きます。