F1からまたもビッグニュース❗️


日本GPの2029年までの契約延長が発表されました🇯🇵

鈴鹿サーキットを運営するホンダモビリティランドとの契約なので、鈴鹿サーキットでのF1があと5年開催されることが確定です。


しかし、今年の日本GP開催まであと2か月に迫っていました。

翌年も開催されるかどうか分からない状態で日本GPを迎えることはあり得ないのでギリギリのタイミングだったといえます。


交渉はかなり難航したと推測されます。

その理由は幾つかあります。



①開催権料の高騰


鈴鹿は安いほうですがそれでも2000万ドルほどと言われています。円換算すると数年前は約23億でしたが今は円安で約33億😱

値上げしたとはいえチケット・グッズ代の収入はせいぜい20億ほどなのでレース単体では赤字です。

その赤字は実質的にHONDAが負担しますが、鈴鹿サーキットの価値を維持したりHONDAの宣伝費として許容できないほどになってきています。



②新規開催希望都市との競合


他の開催地を見渡せば40〜80億もの開催権料が並んでおり、さらにその費用を払ってでも開催したいと韓国・南アフリカ・パナマなどが名乗りを挙げており、先日マドリードGPの2026年からの開催も発表されました。

年間24戦までとレギュレーションで決まっているので、2026年には現在の開催地が1つ脱落することは確定です。


そんな交渉も大詰めの時期に飛び出した大阪GP構想。

何で今引っかき回すんだよって感じでした😓



③F1の目指す方向性


世界的なF1ブームを受け、F1側が開催地に求める条件も変わってきています。


コースレイアウトやレースの内容よりも、豪華なホスピタリティや周辺のホテルなどでいかに世界のVIPをもてなしお金を使ってもらえるかが求められてきています。


鈴鹿サーキット周辺には豪華ななホテルは無いので、名古屋の良いホテルからの動線をより強化することで対応するでしょう。


サーキット施設は改修が必要となると思います。

コース自体にも大型化したマシンへの対応や安全面での手入れが必要となるでしょう。



これらの要因から交渉は難航したと思われますが、HONDA側も春開催変更に応じましたし、施設改修や開催権料UPの条件をある程度は飲んだと思います。


2026年からのHONDA正式復帰ももちろん後押しになっています。

F1はセナ・プロ時代の日本でのF1ブームを強烈に覚えており、日本市場にはまだまだポテンシャルを感じており、アジアシリーズの要と捉えています。


それで2029年までの開催がまとまった訳ですが、2030年以降の開催交渉はさらに厳しくなることが予想されます。


開催権料のさらなるUPはもちろん、日本でのF1人気が上がらなかった場合や、大阪GPとの競合も発生するかもしれません。


2030に開業を目指しているIRと絡めて誘致されれば強力なライバルとなり得ます。


しかし今は少なくともあと6回、鈴鹿でのF1を楽しめることを喜びたいと思います😊


心配なのはチケットの売れ行き…😟


人気エリアこそ争奪戦でしたが…。


チケットサイトの入口には残りわずかとなっていますが…


HONDA応援席…かなり売れ残っています😰(青が空席)


E席も、ビジョンが追加されたとはいえ空席だらけ😓


元は西エリアで、ビジョン設置により爆上がりしたG席も当然売れてません😓


こうならないと良いですが😰↓

※いつぞやの日本GP