F1 2022 第7戦 モナコGP決勝！
抜けないモナコでつまらないレースになるかと思いきや、雨の影響で白熱のタイヤ戦略合戦に👍
◉スターティンググリッド↓
◉決勝結果はこうなりました↓
どうしてこうなった😱
仕事🚕の合間にチラチラ観てましたが気付くとルクレールが4位まで落ちていました。。
決勝前のウッキウキなルクレールさん↓
この後のレースでまさかの展開…😱
F1の代名詞ともいえるチーム＝フェラーリでタイトルを争いながら伝統のモナコ、さらに母国GPでの優勝…これ以上ないという栄冠に手が届きそうな所でまたスルりと優勝がこぼれ落ちてしましました😭
昨日の仕事から帰りもう一度、一日明けてさらにもう一度…レースをじっくり見直して、何故ルクレールが転落したのか振り返ってみました😓
◉決勝前は強い雨☔️
開催すら危ぶまれる状況でした。
◉開始予定より16分遅れ…フォーメーションラップ開始→すぐ赤旗中断。
その後雨が上がり、
◉40分後(最初の予定より約1時間遅れ)…セーフティカー先導でレース再開。
◉L2…セーフティカーが入りレース開始！
全車ウェットタイヤ🛞
路面が少しずつ乾いてきており、下位のガスリーが早々とウェット→インターに交換。
交換後、タイヤ差でメキメキと順位を上げます。
上位チームもこれに続きたいところですが…
①また雨が降るかもしれないのでウェットを履き続ける。
②路面が乾いてきたのでインターに替える。
③さらに路面が乾くまで我慢してドライタイヤに替える。
天気予報と睨めっこしながら各チームこの3択を迫られます🧐
◉L17…レッドブルから動きます。
ペレス タイヤ交換 (ウェット→インター)
P3→P5
※P1ルクレールの24秒後ろ、P2サインツの19秒後ろ
※ちなみにピットロスはウェットなので約21秒ほど
ペレスは噛ませ犬にされた感もありました😅
◉L19…フェラーリもやや遅れて対抗。
ルクレール タイヤ交換(W→ I )
P1→P3
P2 ペレスの2秒後ろ
ここで先に I に替えていて19秒後方に迫っていたペレスにアンダーカットを許し、前に出られてしまいます😱
フェルスタッペンもタイヤ交換(W→ I )
P3→P4
P3 ルクレールの5秒後ろ
◉L22…フェラーリが奇策に出ます。
2台同時ドライタイヤに交換！
サインツ(W→ハードH)P1→P3
P1 ペレスの18秒後ろ
ルクレール( I→H) P3→P5
ルクレールは実質サインツに抜かれ、P2フェルスタッペンの20秒後ろ。
恐らくフェルスタッペンもこの後タイヤ交換に入るだろうけど、実質P3も怪しい状況に…😱
同時交換の待機でルクレールはさらに約4秒のロス😱
(2人の間隔は1周前は4.5秒ありましたが、Wと I のタイヤ差で2秒近くに縮まっており…それを見逃したフェラーリのミス😓)
混乱するフェラーリのピット指示↓
「ピットイン、ピットイン、ハードに替えるぞ」
「やっぱ止め止め止め！」※もう間に合わない
激怒するルクレール↓
「ピー！」
※ほんとは「ファ◯ク！ファー◯ク！」と叫んでます😅
「何でだよ？！何なんだよ？！」
「何やってんだよ？！」
◉L23…レッドブルが即座に反応！
カウンター2台同時タイヤ交換！
レッドブルはちゃんと4.5秒空けていたのでウェイティングロスは無し👍
ペレス( I→H)P1キープ
23秒後方まで遅れていたサインツをオーバーカット！
フェルスタッペン( I→H)P2→P3
22秒後方まで遅れていたルクレールをオーバーカット！
フェラーリ勢のハードタイヤの立ち上がりの悪さを突きレッドブルがオーバーカット成功！
ルクレールは周回遅れのアルボンに、サインツも同様にラティフィに引っかかり、譲ってくれないというよりはハードの温まりが悪くてパス出来ない…という感じでした😓
あとは雨さえ降らなければこのハードタイヤで走り切るだけ。勝負あり！？👍
多少タイヤがタレても関係無し、ここは抜けないモナコです😓
◉L27…ミックシューマッハ クラッシュ！
車体が真っ二つ😱
本人は無事でした😌
◉L30…赤旗中断(事故処理のため)
中断の間に茫然とするルクレール↓
◉20分後…レース再開
レッドブルの2台はミディアムタイヤ(M)
フェラーリの2台はHタイヤ
※ここもフェラーリの選択はう〜ん…という気もしました。
その後周回を重ね、…レッドブルのほうがタイヤが早く痛みグレイニングが出て苦しそうでしたが、「抜けないモナコ」では無問題😏
◉L64？…3時間ルール(元々の開始予定時刻から3時間まででレースは終了となる)によりレース終了！
ペレス キャリア3勝目🎉
大喜びのペレスさん↓
前回(フェルスタッペンに順位を譲った)のこともありますし、モナコでの優勝は格別でしょう😃
特設プールへダイブ！
大はしゃぎのペレス＆レッドブルチーム😅
一方、ルクレール↓
「何も言えねえっす…」
「まだシーズンは長いけど今日はやっちまったね…」
タイヤ戦略で2チームの明暗が大きく分かれました。
W→ I の時はレッドブルが先に動きコンパウンド差を利用しアンダーカット成功！
I →Hの時はレッドブルが逆にフェラーリを先に動かせ、Hタイヤの温まり(立ち上がり)の悪さを利用しオーバーカット成功！
しかしそんな単純なものではなくピットデルタ(タイヤ交換によるタイム損失)も路面状況により変わりますし、フェラーリとのタイム差、さらに間の周回遅れやノリスなどの車の状況など複雑なを瞬時に判断したレッドブルのストラテジー(戦略)の凄さを見ました🧐
おまけ↓
しれっとまたまた5位以内のラッセルさん😃👍