🌟「難民と大聖堂の関係性がこの『スリープ』を思いつくヒントでもあった」

🌟「子宮内では高周波は遮断されている」

🌟「人間の中の850億個の細胞は、起きているときはひとつひとつが個別に活動しているが、睡眠に入ると互いに連動し始める」

🌟「睡眠中の脳波周期と合うリズムはなにか」

🌟「8時間途切れることなく演奏されるその曲は初演前日になってもまだ出来上がっていなかった」

🌟「Moog  」

🌟「この楽曲の低周波はほとんど100Hz以下で構成されている」

🌟「音楽家が子供3人を養うのは容易なことではない」

🌟「弱さや繊細さを表現することを恐れない大胆さ」











こんにちは😃‼️

ご無沙汰しております。
ラコは元気です。
みなさんもお元気でしたか??

(ライブもやれたよ〜🎶)


(ジャズの箱なのに白衣持参で、出禁にならないか不安でしたが、大丈夫でしたww)



さてさて。


上に並べ書きました言葉の中に、
みなさんにも、どれか心に引っかかってきたものはあるのでしょうか???




正確な一字一句は覚えていないのですが、
上記は映画上映中に、わたしの心が揺らいだ感覚が残っている瞬間の羅列です。(もっとあるけど、マニアックな音楽に関係しそうなことだけにしておきますww)

いやぁ〜〜〜〜たった今。観てきました。マックス・リヒターの「sleep」。

一曲が8時間という大作、「sleep」の公演の様子を映画にしたドキュメンタリー映画です。

リヒターも、演奏者も、そして映画監督も

音楽を従来のように「聴く」のではなく

「音楽そのもの」を
【体験する】ということにチャレンジしていて、その感覚をちゃんと分けてもらえる素敵な映画でした。
この、作り方、、、すごい。
一体どうなっているのでしょうか???


個人的には熱を出した時や、眠りに落ちる瞬間の意識の境目ギリギリ時などに聴く音楽は、
普段と聴こえ方が違うので大好きでしたし、
みなさんもきっと経験があると思いますが。


いざ現実世界で、
それを聴衆(大半が寝ていますけどもw)に
再現体験させるために、

曲を書く。
その曲を演奏するための音を選ぶ。
演奏を実現する。
ツアーに出る。
それが映画になる。


という流れは生半可なことではないと思います。

上映が始まってしばらくたった時、
他のひとが存在していることは確信していながらも、まるでそこには自分しか居ないような

静けさと安堵感と一体感が

客席に広がったのがとにかく印象的です。




そしてこの体験こそ、実際の演奏会のときの醍醐味の
お裾分けなんだな、と思いました。



低周波によるリラックス効果と
この体感の大コーフンとが
同時に来ていて、
わたし…今、どうしていいかわかりませんww


しかも、
映画中ではほんの二言くらいしか出てきませんが、
リヒターの映画音楽への取り組みや、
Sleepのような曲を作ることへの周りからの反感は
おそらくかなり強かったみたいで、
自分が参加しているリズムの研究グループのこの1年間の流れと、そのグループのリーダーが感じていた周りからの反感への葛藤などとも照らし合わせて考えたら泣いてしまったのよね〜ww


あーー!すごい!!ひたすらすごい‼️

なんだかじっとしていられなくて
久しぶりにこれを書いています。




と、めちゃくちゃ感動していますが、正直、
ぜーんぜん流行ってないのでww、
上映館も、上映回数も少ないですし、
もうすぐ終了しちゃうと思いますが、
もしタイミング合う方がいらっしゃいましたら是非
体験しに行ってみてください!

公式サイト→

https://max-sleep.com