そして専門の病院に着いて4人部屋に入れられた。その部屋は地獄だった。昼間は夏で夜は冬だった、看護師に聞いたらエアコンの調子が悪いと言う事だった、おまけに24時間誰かが咳をしてる、うるさくて部屋に居られない。

仕方ないので廊下で寝る事にした。もしもし大丈夫ですか?と起こされる、大丈夫です。もしもし大丈夫ですか?とまた起こされる、何度も同じ事を繰り返されて全然寝れない。

1週間ほどして家内が着替えを持ってやってきた、。

どうやってここに来たの?。車で来た。よく来れたね?。不安だったけど何とか来れた。

あんた栄養士さんと大喧嘩したんだって?。えっ!俺が?、世界第2位の温厚な俺が大喧嘩したの?でもなんか少し覚えてる、お粥が大嫌いなのに規則だから食べろと言うだよ、内臓の病気じゃないのに普通のご飯でいいだろうと言う事で喧嘩になったんだ。そしたら、じゃあご飯はなしと言う事でいいですね。いいよいらないよ。

それからは点滴だけになった。そうなの?ちゃんとご飯を出すようにしてきたからね、食べないとだめだよ。

でもここに居たら他の病気になるよ、部屋で寝れないんだもん体重も日に日に減ってくし早くここから逃げたいよ!主治医は1度も来ないし、無責任でしょ、夜逃げさせてくれ頼む!そしてもう一生こんな病院には来てやらないんだ。たとえ総理大臣に頼まれてもだ。