談山神社は、この十三重搭が有名な神社。
木造では世界で唯一の十三重の搭なのだそうです。

まずは鳥居をくぐって本殿に。


と、その前に気になって寄り道。
恋神社と呼ばれる摂社、東殿。
本人にその気がなくても、親としては
良縁を願う照れ

そして、厄割り改新玉。

二つの玉を(柔らかい陶器)に、願いを込めて
厄割石に落とすと、言うもの。

他にも、厄、と、書かれた板の裏に名前を書いて、
半分に割って(切れ目が入ってる)厄を割る、
と、言うもの。
子供達の名前を書いてそれぞれ割ると
1人だけパキッと割れず、気になったので
もう一枚書いて、キレイに割れて気が済んだ照れ

ま、板と、切れ目の加減だと思うんだけど
気になったんでね。

その後本殿に参拝。
ここには、藤原鎌足公が祀られています。

もう少し遅ければ、紅葉がキレイだったんだろうねー🍁


そのあと、「談山(かたらい山)徒歩10分」
と、書いてあったので山道を登ってみる。

しかし、誰もいないし、薄暗いし、
私ワンピースだしえー
途中でやめようかとも思いましたが
何しろ、帰りのバスまで2時間あるし。
まあ、行って景色でも楽しもうー。

と、頑張ったんですが、
そこからはなんの景色も見えずえー

でも、ここは、大化の改新の相談をした場所なのらしいびっくり


バスの時間まで後1時間。
よくよく見れば参道に2軒程お店が。
最初のお店では飲食もできそう。

やった~爆笑
昼ご飯はバスで戻ってからかと思ってたので
うれしい出会い。
お店のお母さんのお勧めは「くずうどん」
(くず?)って、うどんの半端もんか?
と、思ったら、葛でしたてへぺろ
葛粉を練り込んだ麺で
つるっと喉越しがよくて
美味しいードキドキ

で、お父さんと3人でのんびり世間話照れ
ここは、紅葉の時期位しかお客さんこないからねー。とか、「奈良は熊はいないわ。岐阜は熊と猿!!怖いー。」とか。
で、帰りに葛入りの素麺を購入。
お土産を手にしたらとても有り難がられました。
そのまま隣の店の前を過ぎようとしたら
お母さんに呼び止められました。
「草大福美味しいよー」
焼きたてで美味しそうなので、1つ食べながら歩くことに。
「日持ちするからお土産にどう?」と、
10個入りを勧められ
「バス停まで重いからなー」と、言うと
「じゃあこれは?」「じゃあこっちは?」と
次々お勧めされ、試食までもらい、
「んじゃ、両方もらいます!」と
つまみ系のお土産を2種類。
したら、お母さん大喜びで
更に、奥からお父さんまで出てきて
お礼に、と、絵はがき2枚頂きました。照れ
そして、「ありがとう」「ありがとう」と
何度も頭を下げて見送るご夫婦。

お土産買っただけでこんなに感謝されるとは。
コロナ禍の観光地の大変さを
改めて感じました。

旅行に行けないと愚痴を言える私達は
なんて贅沢な不満。
ささやかな収入にしかならなかったけど
貢献できたことに来てよかったな、と。

いよいよ、行きに下ってきた階段と坂を
バス停まで歩こうとしたところ、
1つ先のバス停まで歩いて下った方が
見所もあるし、絶対いいよ。
と、ご主人から聞いて、下る方面に向かいます。
バス停前にはコンビニもあるとか。

途中にあった真鈴の搭。

バス停手前に、談山神社の東門が!
多分、昔お寺だった時の名残なんだね。

来てよかったわー。
お父さんありがとう。

バス停の前の唯一のコンビニ(ヤマザキ)は
お休みでしたびっくり
でも、のんびり旅のしめくくりには
ちょうどいい、まったりな時間を堪能して
帰路に着きました。
(バス停隣の尾形橋)

て、な、わけで、充分に心を解放されて
帰ってきました。

家事もせず、誰にも気遣いせず、
なんも考えなくていいぼっち旅は
ますますやめられそうにない爆笑

おしまいウインク