この前の話です

正月が終わり子供達は冬休み

実家に二晩泊まることになりました。


子供達も私も楽しみで荷物を整理していると

主人が「なぜそんな喜ぶ?

実家いても、やることないじゃない?」

と聞いてきた

私「実家にいると、やることは沢山ある。」

私「野菜の収穫に、豆むき、

自分になにかできることはないか

探して、やるの。」


それは私にとっては、楽しみでしかない。



子供達にもグリンピースの皮むきや、

ツワの皮むき、遊び感覚で取り組む。

その季節を感じる いい体験だ


今はコタツの中でもできる仕事は沢山ある。

両親と、世間話しをしながら仕事が

片付くなんて効率がよく最高だ。 




そして、今日は実家で終活の話になった。



母がノートを出してきて

銀行口座と暗証番号を見せてもらった

母「私が入院したら、ここにおいてるノートを見つけて、毎日お金をおろしなさい

死んだらおろせないからね」


続けて母は

「後は実印と、年金手帳と、

マイナンバーカードはここに直してるから」

私は忘れないようにメモをとった。


「火葬場には、

お弁当いるから親族のみでいいからね。

今はコロナが来てからは

お通やはオードブルとか要らなくなって。

ビールも、運転とかあるから今はノンアルを

準備したりするようになったの」


「斎場はね、JAか、あそこね

確かJA共済に入っていたら、

少しばかり安くなったりするよ」



「いつ、何が起こるか分からないから、

あんたには話したくて」

 


70歳になった母

自然農法で野菜作りと、料理教室の先生

見た目は元気そうだけど

手足もいつも冷たく、布団に入れば

いつも私の足にくっつけてくる母。



小さくなった背中



いつか、いつか

その日がくる。


私が慌てないように



私が突っ走らないように


いつも、いつも教えてくれる


考えたくはないが。

来て欲しくないが。


いつかくる