二七日目!
なんとか三途の川を渡ったのに
奪衣婆に遭遇!
着ている服を剥ぎ取られる。
(葬儀のお着替えの時に着物を左前にするのは奪衣婆に着物を奪われにくくするため)
まぁ結局は服を剥ぎ取られる運命らしいんだけど
で、奪衣婆は脱がした衣服を懸衣翁と言う老人にパス
懸衣翁と言う名の爺さんは
その剥ぎ取った衣服を衣領樹という木に掛けて
故人の生前の罪についてチェックします。
衣領樹は罪の重さを計れる凄い樹なんやって!
(三途の川泳いだ時点で服を脱いで全裸になってたらどうなるんだろ?罪を計れるものないな?)
その後
初江王(釈迦如来)によって生前の盗みへの罪が裁かれます。
人の物を盗んだらダメだぞ!て戒めです。
この鬼婆(奪衣婆)と鬼爺(懸衣爺)!
平安時代のからの新ルールで今は三途の川の手前で(初七日の時点)
泰広王(不動明王)の代わりに罪の判定を行っているらしいけど六文銭渡したら罪の判定を免除してくれる妖怪!
六文銭を持ってないと着ている服を代金の代わりに剥ぎ取られます!
地獄の沙汰も金次第!
てことか???
この委託業者!
金(六文銭)で罪人を通してるならキチンと仕事してないよな?
それとも
平安時代に新ルールに変わったのは初期ステージ(三途の川)のクリアが難しく脱落者が増えたのでお金(六文銭)で楽にクリアできるように難易度を落としたのだろか?