初七日て

 初七日法要は故人が亡くなって7日目に行う法要の事です。

(地域によっては亡くなる前日から数えて7日目とし亡くなって6日目を初七日とするところもあるので色々です。)

 


    

​仏教では

人は亡くなってから49日後に生まれ変わると言われていて

7日ごとにお経を読み

故人を供養します。

私の地方では「おかんき」といいます。


 

  その最初の七日目に行うのが



 初七日法要です。


 


 でも最近は繰り上げ法要として葬儀の後に初七日法要を行う事が多くなってきたみたいです。



 


 本来、初七日は故人(亡くなった人)が三途の川のほとりに到着する日とされています。




 でも7日待たずに葬儀の後に繰り上げてもいいと言う事は


    

 あの世も交通インフラが進んでいて


 昔は7日かかっていた旅路が今では2日程度で行ける!


 と言う勝手な認識でいいのか?笑



 と私は思ったけど審判前に故人のためを思い拝むので7日(初七日)より早いのはいいみたいです。





  初七日!


 ここでは秦広王(不動明王)に生前の殺生について調べられます!


 




 その結果によって川の渡りかたが変わるらしい




 人は生まれた時に倶生神と言う二対の神様が肩に宿り



 生前中の善行と悪行をずっとチェック済み!



 この倶生神が秦広王に生前の事をチクります!




 それを秦広王は帳面に記録!



 俗に言う閻魔帳!




 次の王へ情報が引き継ぎされます。



 

 


 罪のない善人は金銀七宝で作られた橋を渡れる


 

 イージーモード!






 罪が軽い人は川の浅瀬を渡れます!


 

 ノーマルモードなのか?

 


 罪がある時点で橋は使用不可!!


 


 で、重罪人!



 こちらも軽罪の人と同じで自力で川を渡るのですが


 川の流れは早く


 上流からは岩が流れてき


 水底には大蛇がスタンバイ。


 そして川から顔を出すと鬼が矢を打ってくるハードモード!




 川を渡れるまでコンテニューは何回でも!

 



 


 生前にむやみに殺生をしちゃダメですよ!て教えです。

 


 で、三途の川の名前の由来は


 

 川の渡りかたが3通りあるからと言う説もあります。


 

 

 

 

 


 そんな三途の川はあの世(彼岸)とこの世(此岸)を分かつ境界の川で、



 渡るためには六文銭(今の価値で300円ぐらい)を支払う必要があります。


 

 これは平安時代からの新ルール!

 

 

(最近は紙にコピーされた六文銭)


 



 私があの世の鬼なら


 「最近、コピーの偽札で三途の川を渡ろうとする輩が増えてます!」


 て閻魔大王様に報告するな!笑



 

 六文銭を持たずに三途の川に行くと



 賃料(六文銭)の代わりに衣服を剥ぎ取られます。



 誰に?


 て、奪衣婆て鬼婆にです笑

 

 



 怖い怖い!

 

 

 とりあえず通行料(六文銭)はキチンと持って三途の川へ向かいましょう!


 

 で、ここで親族が初七日法要を行いお祈りしてくれる事で


 


 亡くなった方が三途の川の流れが緩やかな浅瀬を渡り


 


 向こう岸に渡れるらしいです。


 

 あの世へのスタートラインですね!