友人の3歳の娘さんが、僕に会いに来てくれました。
きっかけは、僕のことを題材にした絵本「ジーンズをはきたい!」。
絵本を読んで、
「ながやくんに会いたい!」
と言ってくれたそうです。
そして、本当に会いに来てくれました。
会った瞬間から、
「ながやくん、ながやくん」
と呼んでくれて、その姿が本当に可愛くて。
僕は絵本を作る時、子どもたちに何かを感じてもらえたらいいなと思っていました。
車いすに乗っている人もいる。
障害があっても、できることはたくさんある。
そして、人はそれぞれ違っていていい。
そんなことを、難しい言葉ではなく、子どもたちに自然に感じてもらえたらと思って作った絵本です。
だから今回、3歳の女の子が絵本を読んで、
「この人に会ってみたい」
と思ってくれたことが、本当に嬉しかったです。
絵本を通して、何かが心に響いたのかもしれない。
それだけでも、絵本を作った意味があったのかなと思います。
もちろん、今すぐ何かを変えなくてもいい。
10年後、20年後。
この子が大きくなった時に、
「あの時、ながやくんっていう人に会ったな」
と思い出してくれたら、それだけでも嬉しいです。
そして、もしその記憶が、
誰かに優しくすること。
自分とは違う誰かを知ること。
何かに挑戦してみること。
そんな小さなきっかけになってくれたら、これほど嬉しいことはありません。
帰り際も、階段を上ったところで行ったり来たり(笑)。
最後はお母さんに引っ張られながら帰っていきました。
その姿まで含めて、忘れられない思い出になりました。
僕自身、これまでたくさんの人との出会いに支えてもらい、人生を前に進める力をもらってきました。
今度は僕が、誰かの人生に何かを残せる存在になりたい。
絵本一冊から生まれた、3歳の女の子との出会い。
この小さな出会いが、いつか大きな何かにつながっていったら嬉しいです。
会いに来てくれて、本当にありがとう。



