9/19、SUZUKA eSports Challenge Race(通称SeCR)
チャレンジクラス開幕戦に参戦させて頂きました。

"eスポーツ"という言葉が無かった頃から、”バーチャルの世界には本当のバリアフリーがある”と注目していました。
2008年には、バンダイナムコゲームス様との共同開発にて、車いすのまま手動運転装置でプレイ出来るアーケードゲームの開発。
2013年には、レーシングシミュレーターショップDDR瀧井社長のご厚意で、世界初のレーシングシミュレーターのハンドコントローラーを作成頂き、
現役ドライバーとタイムアタックを楽しんでいました。



"いつかリアルレースのように、バーチャルの世界のレースに出たい"と思い続け、
今年に入ってから、テクノツール島田社長に依頼して
ハンドコントローラーを作成して頂きました。
出会いとタイミングのおかげでこの度、参戦させて頂きました。

8月上旬にSeCR開催のゼンカイレーシング林社長とお会いしてレースまでの間、
毎週練習にお伺いし、レーシングシミュレーターに慣れることと、
ハンドコントローラーを足で扱っていた間隔に近付けられるよう、改良、開発を重ねてきました。

速く走る為に重要なアクセルもブレーキも踏まない何もしない時間の操作が出来ず、
コースに留まることも非常に困難でしたが、
レース前日に中間を作って頂けたことと、
ブレーキを押した時に、重みが伝わるよう改良をして頂けたことで、
格段に操作性が増しました。

ただ、まだ高い次元で走る為には足りておらず、
事故前の自分の感覚に近付けられるよう、今後も試行錯誤していきます。

今大会の目標は
「クラッシュしない。コースアウトしない。スピンもせず完走」
と持ちつつ、見せ場を作って全力で走ることでした。
事故前から得意だったスタート後の位置取りも
再現することができ、最後尾15位から1周目で11位まで順位を上げました。
その後は、ペースの速い皆さんに抜かれながらも、
抜かせたくない思いを走りに表し、後続車を抑えることも出来ました。

何より、健常者、障害者の垣根無く、
同じバーチャルのフィールドで全力で戦えたことが嬉しかったです。
この車椅子生活20年間、健常者の自分の身体とは異なり
行動も気持ちの部分も一歩引いて生活してきました。
それが嫌とかではなく、それが一番スムーズに行動できると気付いたからです。

それが、eモータースポーツに参戦して、
自分の気持ちに我慢せずに全力で挑めたことが、
何より嬉しくて、楽しくて、
以前にも感じた、バーチャルの世界には本当のバリアフリーがあることも再確認しました。

SeCR第2戦は10/10に開催されます。
期間が短く、どこまで前進できるかは分かりませんが、
開幕戦同様、これまで作り上げた経験を発揮出来たらと思います。
応援宜しくお願い致します。

◆監督を務める勝木崇文選手がポールtoウィン&ファステストラップで2連勝!
十勝スピードウェイ大会はリモートで参加しました。
晴天のドライコンディションの中、クラブマンシリーズの決勝レースが行われました。
#186 勝木崇文はポールポジションから



順調なスタートダッシュを切り、
先行逃げ切り体制を築こうとオープニングラップから猛プッシュをかけますが、
1周目に他車のアクシデントによりレースは赤旗中断となってしまいます。
セーフティーカー先導の元、SCスタートでレース再開。
2度目のスタートもミス無く順当なスタートダッシュを見せて先行逃げ切りを図ります。
レース序盤にファステストラップを記録した後も
安定したハイペースで周回を重ね、後続とのギャップを築く事に成功します。
赤旗中断など荒れたレース展開とはなりましたが、
一度もトップの座を明け渡す事なく、トップチェッカーを受け、
前戦 スポーツランドSUGO大会に続く、今季2勝目を達成いたしました。
次戦は「10月29日(土)~30日(日) 鈴鹿サーキット大会」となります。
引き続き、シリーズチャンピオン獲得を目指し、チーム一丸となって邁進して参りますので、
変わらぬご声援の程よろしくお願い申し上げます。









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