21日に私が監督をつとめさせて頂いた86/BRZレースレポートを送らせて頂きます。
ご無理のない時間にご覧いただけたら嬉しいです。


【いつもどおりが出来ない悔しさ】
ゼッケン186勝木選手の水曜日からの練習走行は常にトップタイム。
好調さを走りでアピールしました。
土曜日の予選、前日までの走行からコースレコードと予選ポールポジションを獲れる自信がありました。
しかし、終わってみると5番手。
勝木選手の昨年の予選順位を考えると最上位ですが、
コンマ0.05速ければ予選2番手と悔しさとともに
正直、何が悪かったのか答えが見付かっていません。
予選前までは良い組み立てで来ていたのは確かです。
レースの難しい部分なのだと改めて感じました。
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ゼッケン456岩岡選手は、今年から走りを教えられる環境が整いました。
岩岡選手のドライビング車載映像を見て、
「怖くないのかな・・・」
と思うくらい速く走る為の基礎が出来ていませんでした。
高い次元で速く走る為にはセオリーがあります。
岩岡選手には、時間をかけて今年1年でひとつひとつ教えようと思いました。
まだほんの少し教えた程度ですが、
予選で自己ベストのタイムと順位となる14位を獲得しました。
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レースリザルト
https://toyotagazooracing.com/pages/contents/jp/86brz/pdf/2021/86BRZ2021_rd01_clubex_result.pdf
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【雨で明暗を分けた決勝レース】
勝木選手のダンロップと岩岡選手のブリヂストンは
タイヤの特性上、雨になると明暗が分かれてしまいます。
勝木選手は防戦、岩岡選手は攻めの走りとなりました。
勝木選手はスタートして3コーナーまでしか
勝負が出来ないことが分かっていたので
それまでに上がれるだけ上がって抜かさせないよう抑えるよう指示、
岩岡選手はレースウィークの振り返りをするよう伝えました。
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スタートして3コーナーまでに勝木選手は3番手にあがる勢いで4番手に、
その後は短いようで長い10周を粘り強く走り、勝木選手は7位でゴール。
シリーズチャンピオンに向けてポイントが取れたので十分粘れたレースだと思います。
岩岡選手はスタートで順位を落としましたが
他車よりも速いペースで追い上げ一時は10位を走行も、
前車のスピンに巻き込まれてマシンを破損してピットインとなりました。




・次戦に向けて
勝木選手は予選での課題が残り、いつも通りの走りが出来るように対策をチームで考えていきます。
速さは身に付き始めたので安定した走行から結果を残したいです。
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岩岡選手は、まだまだ走りで教えることばかりなので、成長あるのみです。
本人もいろいろと気付きがあったと思います。
素直で勉強熱心なので教えたことを忠実に取り組み、
この1年で基礎を教え込めば速くなるはずです。
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2人共、今年シーズンに自信を持てたと思います。
今年も応援宜しくお願い致します。
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【勝木 崇文】
カーNo  :186
車両名  :Star5 DL ダイシン 86
着用タイヤ:DL/ダンロップ
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【岩岡 万梨恵】
カーNo  :456
車両名  :AVANTECH BS 86
着用タイヤ:BS/ブリヂストン
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チーム代表:高崎 保浩
チーム監督:長屋 宏和
メカニック:唐島 大(186号車)
メカニック:永原 達也(456号車)
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