2002年10月13日、鈴鹿サーキットでおこなわれたF1日本グランプリの前座レース、2周目スプーンコーナーで大クラッシュをし、今の車椅子生活になりました。
あれから今日で10年!
本当に色々なことを経験させて頂き、成長することが出来ました。
これも全て僕の力ではなく、多くの皆さんに支えて頂けたからです。
本当にありがとうございます。
この10年を振り返ると辛い時期はあったはずですが、思い出すのは楽しい嬉しいことばかりです。
それも全て皆さんと共に笑顔で居る時間のこと!
僕はまわりの皆さんに恵まれているなと実感します。
「それでも僕はあきらめない」を出版させて頂けたのも、携わって頂いた皆様のお力のおかげです。
この本の最後に書いた、いつか医療が進み、また歩いてレースに復帰出来る神経再生医療に挑戦出来ていることにも光栄に思っています。
僕は皆さんと楽しみたいと思っています。
レースも仕事も生活も全てです。
笑顔が広がればその先に新たな光が見え目標とし、夢に向かって前進出来ます。
当然辛い時もあります。
その辛さを解決させ、二度と同じ繰り返しをせず、前進することを考えると、解決させたときに笑顔になれるし、同じ繰り返しをしないので対策も出来ています。
10年前の事故の時はレースを失い、っ自分の動作、言語も失い辛かったですが、今では笑い話が出来るくらいのことだったのです。
また同じように入院したら、それはまた辛いと思いますが、その後楽しんでいける自信もあります。
僕が10歳だったとき、何してただろう?
小学校4年生。
あの頃は毎朝だれよりも早く学校に行き、玄関開くと同時に教室へ行き、野球道具を持って校庭で一人野球してたな。
富士登山マラソンという6年間で富士山まで登る距離を走るマラソンは怠けていたけど。笑
勉強はしてませんでした。勉強は嫌いでした。
塾も行かされていましたが、気持ちがないので身につかない塾でした。
電車好きで体を動かすのが好き。
事故して10年。事故で動けなくなり、自分から動きを失い、それから10年でここまで成長出来、10歳の時よりも成長出来ているなと思います。
確実に違うと感じるのは勉強することでしょうか。笑
さあ11年目に突入です。
これからも感謝の気持ちを忘れず、楽しんでいきますね。