7/4 ヨーロッパリーグ予備戦1回戦 ジャルギリスvsセント・パトリックス 現地観戦記
7/4
いよいよ、2013/14シーズンの欧州サッカーが始まり、7/2~4にヨーロッパリーグの予備戦1回戦が各地で行なわれた。
その中で選んだ対戦カードはジャルギリス(リトアニア)vsセント・パトリックス(アイルランド)
リトアニアの首都ビリニュスに行ってきました。
まずは、両クラブについて
設立:1947年
ホームタウン:リトアニア・ビリニュス
スタジアム:ジャルギリススタジアム(1500人)
タイトル:リトアニアリーグ3回((1991, 1992, 1999)、リトアニアカップ6回(1991, 1993, 1994, 1997, 2003, 2012)
、リトアニアスーパーカップ1回(2003)、バルティックリーグ2回(1990, 2004)
主な選手:アンドリウス・スケルラ(リトアニア代表最多キャップ)、金井拓也
ソ連トップリーグに昇格したことがあるリトアニアで唯一のクラブ。1987年にはリーグ3位の好成績。現会長のアルミナス・ナルベコヴァスはかつてジャルギリスとリトアニアを代表する名選手だった。昨シーズンはリーグ2位でEL予備予選1回戦からの出場となった。
※ちなみにこのクラブはフットボールよりもバスケットのほうが有名で欧州でも強豪。
セント・パトリックス・アスレティックFC
設立:1929年
ホームタウン:アイルランド・ダブリン
スタジアム:リッチモンドパーク(5340人)
タイトル: リーグ7回(1951–52, 1954–55, 1955–56, 1989–90, 1995–96, 1997–98, 1998–99)、FAIカップ2回(1959, 1961)、リーグカップ2回( 2000–01, 2003)、FAIスーパーカップ1回(1999)など
昨シーズンはリーグ3位。
当日、宿からビリニュス市内のメインストリートを30分ほど歩いてスタジアムへ。
試合開始2時間前に到着
しかし、スタジアムは崩れかけ、グラウンドには雑草が生えており、全く試合をやる気配ではない。
しかし、クラブの公式HPとウィキペディアに載っている住所はここだ。
不安に思い、近くの人に尋ねてみるとたしかにここで合っていると。
しかし、中央駅のほうに新しいスタジアムがあるという。
ネットで再度検索してみると、どうやらここ以外にもうひとつスタジアムがあることが判明。
しかも、UEFA.comでは20:10キックオフと表示されているが、クラブHPでは21:00となっている。
UEFA.com、クラブのHPとウィキペディアの情報でさえも間違っているというなんともいえない状況の中、来た道を戻り、新しいスタジアムへ。
40分ほどで到着。こんどこそ間違いない。
チケット売り場を聞くとこの車を指された
そう、車内でクラブの人がチケットを販売していた。
料金は30リタス(約1200円)
ゲートをくぐり入場
スタジアム内で販売していたのはパンの耳のようなもの
こちら、グッズ売り場
少ししか現地通貨を持ち合わせていなかったので1番安いこのキーホルダーを購入(5ユーロ)
小さな電光掲示板にホーム側ゴール裏はリトアニアの国旗カラー
ウルトラスの人たちが横断幕準備
対するこちらはセントパトリックスのサポーター
遠くアイルランドからかけつけてきたそうです。
そして、今回のお目当ての日本人選手金井拓也選手ですがウォーミングアップしている選手を探してもいません。
残念ながらこの日はベンチ外でした。
気を取り直して観戦
選手入場
ホームチームのゴール後の瞬間
スタンド総立ち
しかし、アウェイチームも粘り、2度追いつく展開
そして後半ロスタイムに突如、停電に
残り1分切っていたこともあり、そのまま試合終了。
2-2の引き分けに終わりました。
真っ暗の中、選手に拍手を送るサポーター
この日の試合はホームのサポーターにとってはふがいない戦いのように見えましたが、試合後にほとんどの人が帰らずに選手に声援を送っていた光景を見て、このクラブはサポーターに愛されていると実感。
小さな国のクラブですが、なんとか頑張って少しでも上にいけることを願っています。
まずは来週、アウェイで行なわれる2ndレグに期待しましょう。