75歳の生涯を終えた父。
沢山の思い出を胸に今、
千葉へ戻っています。
私の幼少期は、自営業の傍ら
剣道教室の主宰をしていました。
礼儀作法には人一倍厳しくも
心優しい父。
話し好きで、世話好き。
優秀な姉と普通の私。
絶対差別する事なく同じように
沢山の愛をくれました。
音楽を始めた私たちを心から応援してくれ、
コンクールや発表会は、
いつもこっそり聴きに来てくれてました。
姉は音楽教諭になり、
私は今でもトランペットを続け、
お父さんがいつも言っていた、
『一つのことをずっと続けなさい』と。
これからもずっとずっとね。
そんな父は、
私の5/16のコンサートの1週間後に逝きました。
最後の最後まで応援してくれてたのかな。
父の葬儀では、
姉が今までの感謝の思いと参列者の方々にお礼を
ご挨拶させて頂き、
また初孫でもある私の長女がじいちゃんとの思い出エピソードを手紙にして、
また本来なら生演奏の会場でしたが、
ご配慮頂き、私のCDをお通夜葬儀共に流して下さいました。
最後は姉と私が選んだ、
シューベルトのアヴェマリアでお見送り。
カラオケ好きで演歌ばかり歌ってたけど、
クラシックも素敵でしょ、お父さん!
今までありがとう。
安らかに...