さて、4月ももう半分を過ぎようとしてますが・・・

3月に読んだ本を書きます。


先ずは、司馬遼太郎さんの「最後の将軍-徳川慶喜-」

ペリー来航以来、開国か攘夷か、佐幕か倒幕かをめぐって、最悪の政治的混乱が続く江戸時代末期。

文久二年、将軍後見職として華々しく登場したのち、十五代将軍となり、江戸幕府最後の将軍となる「徳川慶喜」の半生を描く本作。

優れた行動力と明晰な頭脳、敵味方から恐れと期待を一身に受けながら、激しい時流に巻き込まれていく。。


実は、「徳川慶喜」のことって、あまり知りませんでしたね。

なんとなく、戊辰戦争などの敗北により、あまりパッとしない将軍だったという感想がありますが。

実は、歴代将軍の中で、家康に次ぐ英傑だったとか、大政奉還・明治維新の一番の功労者が慶喜だったともいわれ、慶喜が将軍でなければこれほど早く新政府が作られなかったともいわれてるようで。

全然、知りませんでしたねぇ。



続いて、横山秀夫さんの「影踏み」

忍び込みのプロである真壁修一は、侵入した稲村家の寝室で、妻が夫を殺す殺意を感じた。

妻が夫に火を放とうとした直後に逮捕された真壁は、二年後に出所後すぐに稲村家の秘密を調べ始める。。。

忍び込みのプロの窃盗犯真壁が主役の短編集です。

数年前に読みましたが、今回再読。

改めて、横山さんの短編は面白いですねぇ。



最後は、下川裕治さんの「週末台湾でちょっと一息」

羽田空港を出る便に乗ると、3時間後にはもう台北市内に。

1泊2000円程度の安宿に泊まり、地元の台湾料理店に入り、ごはんとスープを自分でよそう

また、夜市の屋台をあてに、公園でビールを飲んでるとき、あぁ、台湾だ」と実感する著者。

実は「台湾」って行ったことないんですけど(笑)、旅行記が好きなんで、読みました。

そういや、下川さんの作品もよく読んでますねぇ。


3月はこんなもんかな。

確か、映画も観てなかったしね。