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佐伯健太郎(三浦春馬)は祖母の葬儀の席で、今まで会ったことのない実の祖父・宮部久蔵(岡田准一)の存在を知る。

実の祖父だと思っていた賢一郎(夏八木勲)とは血のつながりがなく、本当の祖父のことはを何一つ知らず、太平洋戦争で特攻により戦死したということしか分からなかった。

ちょうどその頃、司法試験に落ち続け、目標を失いかけてた彼は、フリーライターの姉・慶子(吹石一恵)と、久蔵について調べ始める。

祖父の人生の足跡を辿るべく、彼を知る人々を訪ね歩いていく。

かつての戦友たちを訪ねていくと、祖父が凄腕のパイロットでありながら、「海軍一の臆病者」と呼ばれ、生還することにこだわっていた事を知る。


なぜ祖父が「臆病者」呼ばわれ続けたのか・・・

しかし、なぜ「特攻」に志願したのか・・・

やがて、ついに宮部の最期を知る人物に辿り着く健太郎と慶子。

そこで思いも寄らぬ事実を知る。。。



2013年の公開で、日本アカデミー賞の最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞ほか、8部門を受賞した大ヒット作。

原作はあの百田尚樹さんのベストセラー作品。

映画公開時は、多くの方が「泣けた」と、賞賛されてましたね。

私は原作は読んでませんが、今回「映画版」と、テレビ東京系で開局50周年記念として3夜連続で放送されてた「ドラマ版」を続けて観ました。


「ドラマ版」では向井理さんが、主人公を演じていましたね。

2時間ちょいの「映画版」はやっぱ、約6時間の「ドラマ版」と比較すると駆け足な印象がしましたね、これはしょうがないですけど。

時間は長かったですけど、私は「ドラマ版」の方が、集中して観れました。


しかし、原作を始め、この作品はいろんな意見がありましたね。

なんと言っていいか、難しい作品ですね。


素直に泣けるでもない。

確かに戦争非難はしているが、でも愛する人・また国を守るための特攻シーンはあり。

戦争賛美ではないけど、戦争批判や軍国主義への批判はあるの?

久蔵と妻・松乃との夫婦愛は強く描かれていましたが。


然しながら、作者の百田氏の顔や発言が、ちらちらして・・


作品と作者をごっちゃにしてはいけないが、どうもあの顔・コメント内容が思い出されるんですよねぇ(笑) ★★★