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時代は昭和39年(1964年)。

日本中が高度経済成長の波に乗り、活気に包まれていた。

特に東京はオリンピック開催を控え、ビルや高速道路の建築ラッシュとなり、熱気に満ち溢れていた。


そんな中、東京下町の夕日町三丁目は、いつものように住民たちが和気あいあいと暮らしていた。

小説家の茶川(吉岡秀隆)はヒロミ(小雪)と結婚し、高校生となった淳之介と3人で仲良く生活している。

そんなヒロミは身重で、もうすぐ新しい家族が増える様子。

だが、茶川は連載の人気が芳しくなく、新人小説家の作品に人気を奪われつつあった。。。


一方、鈴木(堤真一)と妻・トモエ(薬師丸ひろ子)、息子の一平、住込みで働く六子(堀北真希)が暮らす鈴木オートは、順調に事業を拡大。

そんな六子は、毎朝化粧をして、家を出て行くことが多くなった。

それは、通勤途中の若い医者・菊池(森山未來)とすれ違い、朝の挨拶をかわすためだった。。。


そんな折、茶川あてに一通の電報が届く。。。



「ALWAYS 三丁目の夕日」、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」に続く、本作品。

前作から5年後の設定となっており、東京オリンピックが開催される昭和39年が舞台です。

今回は、六子の恋・そして結婚を描く一方、茶川と父親の確執・そして別れ・・・・

さらに、茶川と淳之介にも別れる日が・・・


人が「成長」することは非常に喜ばしいことですが、そこには「別れ」もあります。

今回は特に茶川と父親の別れ、そして茶川と淳之介との別れは・・・もう涙、涙ですね。


昭和の下町を舞台としたこの3作品、笑わせて、泣かせて、ほっとさせる、どれもいい作品でした。 ★★★