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少女の惨殺事件が起き、清丸(きよまる)(藤原竜也)は殺人事件の犯人として懲役刑を終え、出所。
 
しかし、すぐにある少女を殺害してしまう。
 
その少女は、政財界の大物の蜷川(山崎務)の孫娘だったのだ。
 
 
少女を殺害後、行方をくらませ、逃走を続ける清丸。
 
清丸に対し、激しい怒りと恨みを抱いた蜷川が取った手段は、なんと、清丸の首に「懸賞金10億」を付けるというものだった。。。
 
 
「この男を殺してください。清丸国秀。御礼として10億円お支払いします」
 
 
全国紙を始め、主要な新聞に「殺害依頼」の全面広告をだした蜷川。
 
これにより、日本中が殺気立ち、身の危険を感じた清丸は、逃亡先の福岡県警に自首する。。。
 
 
警視庁は警備部SPの銘苅(めかり)(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)ら5人は、清丸を福岡から東京の警視庁まで移送させる。
 
しかし、残忍な犯行を繰り返す清丸に対する憎悪と、彼の首に懸かった10億もの懸賞金を狙い、全国の一般市民だけでなく、なんと、警備に関わる警察官までもが、清丸の命を狙おうとする。。。
 
 
果たして、約900キロ離れた東京まで、清丸を無事に移送できるのか・・・
 
そして、「人間の屑」である清丸の警護を続ける銘苅の、隠された過去とは・・・
 
 
 
あの、三池崇史監督が映画化したサスペンス・アクション。
 
「日本でもこんなアクション作ができたんだ」って思いましたね。

 
正しく「人間の屑」と思える「清丸」。
 
藤原竜也の「クズっぷり」が良かったですね。
 
それに対し、そんなクズでも、「人間の盾」となって命を護るSPの銘苅たち。
 
 
「10億」もの懸賞金が懸けられ、警察内部にも次々と裏切り者が出て、警護をする5人もお互い、誰が裏切り者かと疑心暗鬼に陥ります。
 
SPの5人も次々次と命を落とし、4人、3人、2人と次々減っていき、最後は銘苅だけになります。
 
 
途中、「そんなアホな」という展開もありますが、この福岡‐東京の約900キロのロードムービー。
 
面白かったです。 ★★★