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マフィアに支配されているゴッサム・シティ。
 
そこに現れたのは「ジョーカー」(ヒース・レジャー)と名乗る、正体不明の史上最悪の犯罪者だった。
 
彼は口の裂けた顔にピエロのようなメイクを施した、殺人を楽しむかのような異常な快楽性犯罪者であった。
 
そして、銀行を襲って大金を奪ったジョーカー逮捕に、ゴッサム・シティの巨大企業の社長でありバットマンのウェイン(クリスチャン・ベール)は立ち上がる。
 
彼はゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)に協力を求め、マフィアによるマネー・ロンダリングを摘発していく。
 
 
そんなゴッサム・シティに新任検事ハービー(アーロン・エッカート)が就任。
 
彼は犯罪の撲滅と街の浄化を訴えて市民たちの支持を得ていく。
 
ウェインとハービーは、検事補のレイチェル(マギー・ギレンホール)を巡って恋のライバルともなるが、お互いを認め合ってもいた。
 
 
一方、ジョーカーは街のマフィアのボスたちの会合に現れて、バットマンを倒すと豪語。
 
バットマンや警察に追い詰められていたマフィアたちは、全資産の半分を条件にバットマンを殺害するというジョーカーの提案を受け入れる。。。
 
 
警察当局の中に紛れ込ませたマフィアの手先により、ジョーカーは警視総監の殺害に成功。
 
一度は逮捕されたジョーカーだが、すぐに脱走すると、今度はハービーとレイチェルを監禁してしまう。
 
そこに現れたバットマンはハービーを救出するが、代わりにレイチェルが犠牲となった。。。
 
その火災で顔面の半分が醜く爛れたハービーは、ジョーカーの魔の手にはまってダークサイドへと堕ちてゆく。。。
 
 
果たして、暴走するハービーの行方は・・・
 
そして、バットマンとジョーカーの戦いの結末は・・・
 
 
 
クリストファー・ノーラン監督&クリスチャン・ベール主演による「バットマン・ビギンズ」の続編。
 
この夏公開される「ダークナイト ライジング」が完結作のようですね。。
 
この作品は、「法」を破り、まるで楽しむように殺人・略奪を繰り返す狂気のジョーカーと、同じく「法」を超えて己の信念のもと、正義を守るために戦うバットマンを対照的に描いています。
 
警官や市民を次々と殺害し、まるで劇場型犯罪のように派手に殺害・爆破を繰り返すジョーカーに、バットマンはかなり苦戦します。。
 
また、「法」のもと堂々と悪と戦う検事ハービーが、自身の大ケガ、恋人の死をきっかけに、それこそ「ダークサイト」へ落ちていくさまは、「スターウォーズ」を彷彿とさせますね。。
 
 
主演級のC・ベールにH・レジャー、A・エッカートにG・オールドマンといった豪華俳優陣に加え、執事役にマイケル・ケインとモーガン・フリーマンも出演と、有名どころがわんさかです。。 ★★★
 
なお、H・レジャーは撮影後に亡くなり、今作が遺作となったとのこと。
 
 
アメリカの興行収入では「アバター」、「タイタニック」に次いで3位ですって。
 
 
しかし、2ヶ月ぶりの映画レビューです。。