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ニューヨークのブルックリン。
 
この犯罪多発地域で働く3人の警官。
 
退職の日まで1週間となったベテラン警官のエディ(リチャード・ギア)。
 
彼は波風を立てずに、ひたすら無難に警官人生を過ごしてきた。
 
そんな彼に、最後の仕事として新人警官の教育係を命じられるが、その警邏中に強盗事件が発生・・・
 
 
信仰深く家族思いの麻薬捜査官のサル(イーサン・ホーク)。
 
彼は、家族のために新居を購入したいと考えていたが、警官の安月給では日々の生活で手一杯。
 
そんな時、麻薬捜査中に多額の麻薬の売上金を目にしてしまう・・・
 
 
潜入捜査官としてギャングに潜入するタンゴ(ドン・チードル)
 
彼は長い間、家族を犠牲にし、妻からは離婚を迫られ、その見返りの昇進も無い仕事に限界を感じていた。
 
タンゴは潜入捜査から自分を外すよう上司に訴えるが、逆にギャングのボスであり命の恩人でもあったキャズ(ウェズリー・スナイプス)を逮捕することを命じられる・・・
 
 
果たして、3人の警官が選んだ道は・・・
 
そして、ひとつの事件によって交わる3人の運命は・・・
 
 
 
ニューヨークのブルックリンの犯罪多発地区を舞台に、3人の警官がそれぞれ抱える悩みと、そして警官としてのプライドを描いた作品です。
 
事なかれ主義で無難に勤務を続けてきたエディ。
 
妻と5人の子どもたちのために、新居を購入しなければならないが、毎日の生活にも貧窮するサル。
 
そして、長い間の危険な潜入捜査官として心身共に追い詰められるタンゴ。
 
 
この3人が、ある麻薬を巡る事件で、最後にほんの一瞬、交錯します。
 
それぞれが内面に悩みを抱えながらも、最後には警官としてのプライドを守った3人。
 
よくありがちな展開と思いましたが、★★★。